俳句の庭

「俳句の庭」は、木陰に湧く泉のように、言葉の世界に親しみながら憩うことができる場所です。最近の俳句総合誌などの掲載作品から目についた作品を取り上げて鑑賞する「今日の一句」、旬の季節の言葉を解説する「季節の言葉」、自らのこれまでの俳句作品に関する「自句自解」の3つのカテゴリーを設けています。どうぞお気軽にお楽しみください。

  • 摘草の顔を起こせば武甲山聳つ

    「摘草」は、春、野に出て蓬、芹、土筆、蒲公英などを摘むこと。「野遊」「踏青」などと並んで、春の季語になっている…

  • 連翹(れんぎょう)

    春咲く花には黄色の花が多い。立春を過ぎると三椏、山茱萸が先駆けて咲き、続いて黄梅、連翹れんぎょう、山吹など。そ…

  • 踏み入りし土の弾力雲雀東風

    今年も、町を出はずれると、雲雀の声が聞かれる季節になった。雲雀には、広々とした大きな空がよく似合う。と言っても…

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