檜(ひのき)はヒノキ科の常緑針葉樹。春に花が咲いた後、夏の間青々とした丸い球果をつける。晩秋の頃、球果は徐々に赤褐色に熟し、やがて小さな種子をこぼす。なお、歳時記には掲載されていない。

檜(ひのき)はヒノキ科の常緑針葉樹。春に花が咲いた後、夏の間青々とした丸い球果をつける。晩秋の頃、球果は徐々に赤褐色に熟し、やがて小さな種子をこぼす。なお、歳時記には掲載されていない。

キツツキ科の鳥。大きさはヒヨドリほど。体の背や翼の上面は暗緑色で、腹には横じま模様がある。本州から屋久島の低地及び低山の林に留鳥として生息する。主に幹や枝で昆虫を採食する。ピョー、ピョー、ピョーと、口笛のような大きな声で鋭く鳴く。餌を採るときの木を叩く音と目立つ色彩が、晩秋の雑木林などで印象的なので、「赤げら」「小げら」などの他のキツツキの仲間とともに秋の季語。「啄木鳥(きつつき)」の傍題。

ヒタキ科ツグミ属の野鳥。全長20センチ余りで、背面が褐色、腹が白色。東アジアに分布する。晩秋の頃日本に渡ってくる冬鳥で、晩秋から春にかけて、林の落ち葉をガサガサと鳴らして餌を探す姿が見られる。他のツグミ属の鳥と同様、地上での採食時には、数歩歩いて胸を反らせた姿勢で立ち止まり、再び歩く動作を繰り返す習性がある。「鶫(つぐみ)」(秋季)の傍題。

「栴檀(せんだん)」はインド、中国、東南アジア等原産のセンダン科の落葉高木で、古く中国から日本に伝来した。関東以西の海岸付近の暖地に自生するほか、庭園などに植えられている。別名「楝(おうち)」。秋に2センチほどの実が黄熟する。実は、冬に葉が落ちた後も梢に残っていることが多いが、春先までには鳥に食べられてしまう。「楝の実(おうちのみ)」、「金鈴子(きんれいし)」、「苦楝子(くれんし)」とも呼ばれる。

山吹(やまぶき)は、バラ科ヤマブキ属の落葉低木。全国の山地の湿ったところに自生する。晩春の頃、枝先に五弁の鮮黄色の花を咲かせることから、単に山吹といえば春の季語。一方、晩秋初冬にかけての黄葉(もみじ)も見応えがある。比較的長い期間、その美しい黄色を保つのが特徴。
