秋の気配や、秋になって澄んだ空気を通して聞こえてくるさまざまな物音をいう。単に耳に聞こえる具体的な音だけでなく、漠とした自然界の音や、そこから感じ取れる寂しげな気配まで、また、初秋の爽やかな、微かな秋の気配から、中秋・晩秋のしみじみとした寂しさ、物悲しさまで幅広いニュアンスを含む言葉。

秋の気配や、秋になって澄んだ空気を通して聞こえてくるさまざまな物音をいう。単に耳に聞こえる具体的な音だけでなく、漠とした自然界の音や、そこから感じ取れる寂しげな気配まで、また、初秋の爽やかな、微かな秋の気配から、中秋・晩秋のしみじみとした寂しさ、物悲しさまで幅広いニュアンスを含む言葉。

中国原産のヒガンバナ科の多年草。日本へは、稲作の伝来(縄文時代〜弥生時代頃)とともに大陸から伝わったとされる。多くの歳時記では、天界に咲く赤い花を意味する梵語に由来する「曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」を主たる季語とし、標準和名である「彼岸花」をその傍題としている。また、その不気味な美しさや生態、咲く場所にちなんで「死人花」「幽霊花」などの多くの別名がある。秋彼岸(9月20日前後)の頃、田畑の畦や土手に群生して咲く。墓地の近辺にみられることも多い。

ホウライタケ科ホウライタケ属の小さな茸。傘の直径は1〜4センチほど。中央が少しこんもりと盛り上がった形をしており、淡い黄褐色から赤みがかったシカの毛のような色。 ヨーロッパでは伝統的な食用キノコだが、日本では一般的に食べる習慣はない。「茸」の傍題。

熱帯アメリカ原産のヒルガオ科サツマイモ属(またはアサガオ属)の蔓性一年草。近縁種の縷紅草(るこうそう)の葉が糸のように細く切れ込んでいるのに対し、本種は丸い葉を持つことからその名がついた。江戸時代末期に観賞用として日本に持ち込まれ、現在では強い繁殖力によって道端、畑、空き地などで広く野生化している。初秋から晩秋にかけて、直径2センチほどの小さなトランペット型の花を咲かせる。「縷紅草」(夏季)よりも咲き始める時期が遅い。

中国原産のモクセイ科モクセイ属の常緑小高木。植物学上は、銀木犀が基本種(原種)であり、橙色の花をつける金木犀は銀木犀の変種(バラエティ)である。山野に自生しているものもあるが、現在街中で見かける銀木犀の多くは、中国から渡来した雄株を挿し木で増やした園芸品種。仲秋から晩秋にかけて白い小さな花を咲かせる。金木犀ほど強い芳香ではないが、上品で爽やかな香りを漂わせる。「木犀」の傍題。
