俳句の庭

「俳句の庭」は、木陰に湧く泉のように、言葉の世界に親しみながら憩うことができる場所です。最近の俳句総合誌などの掲載作品から目についた作品を取り上げて鑑賞する「今日の一句」、旬の季節の言葉を解説する「季節の言葉」、自らのこれまでの俳句作品に関する「自句自解」の3つのカテゴリーを設けています。どうぞお気軽にお楽しみください。

  • 寒波の朝の雑木林

    夜の間に北風が強まって気温が低下した朝、雑木の梢には、弦月が残っていた。日の出の前の空は、吹き澄んで無色透明だ…

  • ラディッシュ

    ヨーロッパ原産のアブラナ科の二年草。日本に明治以降に導入された小型大根。 播種から収穫までおおむね20~30日…

  • こめかみのあたりより霧晴れてくる 岩岡中正

    「霧」は秋の朝や夕方に地表付近が冷やされて発生する水蒸気の微粒子が空気中に漂う現象。 掲句には場面についての限…

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