鳩の営巣期は晩春から夏にかけてで、樹上などに小枝を重ねて皿形の粗い巣をつくる。日本に生息するのはハト科のキジバトとカワラバト(ドバト)の2種類。一年を通して繁殖するが、夏から秋にかけて繁殖する個体が多い。「鳥の巣」「燕の巣」「雲雀の巣」「鴉の巣」「千鳥の巣」などとともに春の季語。
下の写真は、フランスのシュノンソー城の城壁に営巣するモリバト。

鳩の営巣期は晩春から夏にかけてで、樹上などに小枝を重ねて皿形の粗い巣をつくる。日本に生息するのはハト科のキジバトとカワラバト(ドバト)の2種類。一年を通して繁殖するが、夏から秋にかけて繁殖する個体が多い。「鳥の巣」「燕の巣」「雲雀の巣」「鴉の巣」「千鳥の巣」などとともに春の季語。
下の写真は、フランスのシュノンソー城の城壁に営巣するモリバト。

「甲子雄忌(きねおき)」は俳人福田甲子雄(ふくだきねお)の忌日で、4月25日。2005年のこの日、78歳で亡くなった。句風は、重厚な風土性と格調の高さを特徴とした。
掲句は、久しぶりの雨が身辺の畑土深くまで浸みわたる様に、土臭く骨太の甲子雄の句風を思い起こしての一句。その日の雨は、お湿り程度のものではなく、からからに乾いた関東ローム層を潤すような降り方だった。甲子雄が遺した風土詠の数々の名句は、今でも色褪せることがない。令和8年作。
タテハチョウ科の昆虫。夏に見かける蝶の一つで、翅に蛇の目に似た丸い紋(眼状紋)がある。日本全国の草原、河川敷、林の周辺などの比較的明るい場所に生息する。日本に生息するのは、ジャノメチョウ、ヒカゲチョウなど30種類ほど。「夏の蝶」の傍題。
下の写真は、ヨーロッパを中心に生息するキマダラジャノメ。

「茴香(ういきょう)」はヨーロッ原産のセリ科の多年草。西洋では「フェンネル」と呼ばれる。日本には10世紀頃、薬草として中国から渡来した。夏、枝先に黄色の小花を傘状に咲かせる。葉や茎、花、種子などにアニスに似た甘い香りがあり、魚料理の臭み消しやハーブティー、スパイスに利用される。また、種子は漢方薬にも用いられる。 「茴香の実」は秋の季語。

羊はウシ科に属する草食動物。人類にとって最も古くから家畜化された動物の一つだが、日本に導入されたのは明治時代以降。キリスト教文化圏では神聖で重要な動物とされ、復活祭ではその年に生まれた子羊のローストを食べる習慣がある。子羊が生まれるのは春先の2~4月にかけて。生後しばらくは、母親のミルクだけで育ち、数週間で、周囲の草を少しずつ食べ始める。なお、春に生まれる「仔馬」、「子猫」などは春の季語として扱われるが、「子羊」は季語として扱われていない。「羊の毛刈る」は春の季語。
