バラ科ヤマブキ属の落葉低木。晩春から初夏にかけて黄色い八重の花を咲かせる。原種である一重(ひとえ)のヤマブキの変種で、雄しべが花弁化しているため実を結ばない。太田道灌の逸話に登場する兼明親王の「実の(蓑)一つだになき・・」の歌のモチーフになったのは、この花。「山吹」の傍題。

バラ科ヤマブキ属の落葉低木。晩春から初夏にかけて黄色い八重の花を咲かせる。原種である一重(ひとえ)のヤマブキの変種で、雄しべが花弁化しているため実を結ばない。太田道灌の逸話に登場する兼明親王の「実の(蓑)一つだになき・・」の歌のモチーフになったのは、この花。「山吹」の傍題。

「いなだ」はブリの若魚で、30~40センチほどのものをいう。夏場に銚子や三崎など関東地方沿岸で多く水揚げされるため、夏の魚として扱われる。関西ではハマチと呼ばれる。ブリは出世魚で、成長するに従い、ワカシ、イナダ、ワラサ、ブリなどと呼び名が変化する。地域名も多い。なお、成魚である「鰤(ぶり)」は冬の季語。

晩春の頃、銀杏(いちょう)の枝先に萌え出る若々しい黄緑色の芽のこと。開き始める小さな葉は、小さくても扇形の銀杏特有の形をしている。芽は、黄緑色から徐々に緑色へと変化する。様々な樹木の中で、銀杏の芽吹きはやや遅い方である。「木の芽(このめ)」の傍題。

日本を含む東アジア原産のシソ科の多年草。花が金襴(きらん)という織物の切れ端のように見えることや、金瘡(切り傷)を治す薬草であることなどから名付けられたという。日当たりの良い道端や野原に自生する。3月から5月頃、地面に張り付くように紫色の小花を咲かせる。別名「地獄の釜の蓋(じごくのかまのふた)」。なお、手元の歳時記には掲載されていない。

キク科の多年草。日本原産のミヤマヨメナの園芸品種。品種改良が行われたのは江戸時代だという。「都忘れ」の名は、鎌倉時代に佐渡へ流された順徳上皇が、この花(の原種)を眺めて都への思いを忘れようとしたとの伝説に由来する。別名「野春菊」「東菊」。4〜6月に薄紫、青、ピンク、白などの花を咲かせる。
