陰暦三月の異称。「木草(きくさ)弥(い)や生(お)い茂る月」の「いやおい」が「弥生(やよい)」に転じたとされる。陽暦では3月末から4月末頃まで。暖かな陽気の中、花が次々と咲く華やかな時期であり、入学や就職、人事異動など新たな生活がスタートする時期でもある。

陰暦三月の異称。「木草(きくさ)弥(い)や生(お)い茂る月」の「いやおい」が「弥生(やよい)」に転じたとされる。陽暦では3月末から4月末頃まで。暖かな陽気の中、花が次々と咲く華やかな時期であり、入学や就職、人事異動など新たな生活がスタートする時期でもある。

一番摘みが始まる頃の茶畠(ちゃばたけ)のこと。茶摘の時期には地域差があるが、おおむね4月上旬から始まり、八十八夜以後が最盛期。その頃の茶畠は絨緞のように萌黄色の新芽に覆われて、吹く風を明るく染める。茶畠が最も生気を放つ季節。「茶摘(ちゃつみ)」の傍題。

カメムシ目のアブラムシ科に属する昆虫の総称。体長は2、3ミリ。初夏から夏にかけて植物の新芽などに群がってその汁を吸い増殖する。繁殖力が非常に強く、集団で農作物に寄生して害をなす。一般には「油虫(あぶらむし)」と呼ばれているが、俳句で「油虫」といえばゴキブリを指す場合もあるので紛らわしい。

日本原産のキク科シオン属の多年草。別名「野春菊」。本州以南の山地の林内や沢沿いなどのやや湿った日陰に自生する。晩春から夏にかけて青紫や白の可憐な花を咲かせる。園芸品種の「都忘れ(みやこわすれ)」の原種。なお、手元の歳時記には掲載されていないが、「都忘れ」の傍題として載せている歳時記もあるようだ。

「アイリス」は、アヤメ科アヤメ属の多年草で西洋系アヤメの総称。その中で「ダッチ・アイリス」は、オランダで品種改良された球根アイリス。やや乾燥した場所を好む。4~5月に、アヤメに似た優雅な花を咲かせる。花弁の基部に網目模様がある。「ジャーマン・アイリス」よりすっきりした花姿が特徴。別名「オランダアヤメ」。
