マツムシソウ科の二年草。北海道、本州、四国、九州に分布する日本の固有種で、山地の草原に自生するほか、栽培種もある。初秋の頃、茎頂に青紫又は薄紫色の花を咲かせる。小花が集まって大きな頭状花を形づくり、外側の花弁が大きく広がるのが特徴。

秋も深まってくると、肌に触れる物や空気をひんやりと感じることがある。この皮膚の感触が「冷やか」。手足などの皮膚に感じる冷気であったり、全身で受ける感じであったりする。また、物や空気の感触だけでなく、人の物言いや態度にもいう。「新涼」よりも本格的な秋の気配があり、「うそ寒」や「やや寒」ほど深まっていない頃の秋の感触だ。

樫はブナ科コナラ属の常緑樹。秋につける実は楕円形で硬く、浅い椀型の殻斗を被っている。ブナ科の木の実は、総称して団栗(どんぐり)とも呼ばれるが、他の団栗の仲間と比べて実は小粒でほっそりしている。食用にもなる。

東アジア原産のイネ科の多年草。縄文時代に日本に渡来し、雑穀として栽培された。日本最古の穀物で、「五穀豊穣」の五穀の一つに数えられる。8月~9月に緑色の穂状の花を咲かせる。近頃の健康ブームで見直されている食材の一つ。

笑栗(えみぐり)ともいう。栗の傍題。栗の毬が裂けて落ちそうな状態になること。毬は初め淡い緑色をしているが、成熟するにつれて褐色となり、裂け目が生じ実が弾けて落ちる。微笑むというより、呵々大笑している感じだ。

