梅雨どきの空のこと。空全体が灰色をした低く分厚い雲に覆われる。梅雨前線が日本列島の近くに停滞することによる。冷たい空気と暖かい空気がぶつかり合い、その境目に雨雲の帯ができ、同じ場所に残り続ける。

梅雨どきの空のこと。空全体が灰色をした低く分厚い雲に覆われる。梅雨前線が日本列島の近くに停滞することによる。冷たい空気と暖かい空気がぶつかり合い、その境目に雨雲の帯ができ、同じ場所に残り続ける。

日本や東アジア原産のカヤツリグサ科スゲ属の多年草。お御輿(みこし)のような形の穂をつけることからこの名がある。本州の北部~中部の湿った草地、田の畔などに自生する。春や秋頃にかけて緑色又は茶色の小さな花(小穂)をつける。なお、歳時記には掲載されていない。

無患子(むくろじ)は、日本を含む東アジア・南アジア地域原産のムクロジ科の落葉高木。本州中央部以西の比較的暖かい地方の山地に自生するほか、寺院、民家などに植えられている。初夏の頃、淡緑色の小さな花を咲かせる。秋には葉が鮮やかに黄葉するとともに、実が飴色に熟れる。なお、「無患子の花」は歳時記に掲載されていない。

地中海沿岸地域原産のアヤメ科の多年草。明治時代から大正時代にかけて日本に導入されたとされる。日本での野生の自生地はなく、日当たりのよい水田や湿地などで栽培されている。晩春から初夏にかけて、アイリスやアヤメに似た淡いクリーム色〜薄紫色の花を咲かせる。外側の3枚の花びらが大きく下に垂れ下がり、その基部(中央)に鮮やかな黄色の筋や斑点が入る。なお、歳時記には掲載されていない。

接骨木(にわとこ)は、日本原産のガマズミ科の落葉低木。江戸時代などの古い民間療法で、骨折や打撲の治療に用いられていたことからこの名がある。東北以南の山野に自生し、晩春の頃、白い小花が円錐状に咲く。花が咲いた後、小さな緑色の実をつけ、梅雨の時期に鮮やかな赤色に熟す。一方、ヨーロッパ原産のセイヨウニワトコの実は黒紫色に熟れるのが特徴。なお、歳時記には掲載されていない。
