山野に自生するグミ科グミ属の落葉低木。茱萸の種類は多いが、晩春に花を咲かせ、5、6月に実が赤く熟すものを、秋に実の熟すものと区別して、「夏茱萸」という。夏茱萸の実は甘酸っぱく、幼時の追憶を誘われる。

山野に自生するグミ科グミ属の落葉低木。茱萸の種類は多いが、晩春に花を咲かせ、5、6月に実が赤く熟すものを、秋に実の熟すものと区別して、「夏茱萸」という。夏茱萸の実は甘酸っぱく、幼時の追憶を誘われる。

山野に自生するエゴノキ科の落葉高木。枝先に真っ白な5弁花が群れ咲く。山野に自生するほか、庭園などにも植えられる。夏の初めの頃、地面に花びらが散り敷いていて、頭上にかぶさるように群がり咲くこの花に気づくことが多い。昔は、果実を石鹸と同じように洗浄剤として洗濯などに用いたという。

八十八夜前後に摘まれた茶葉は、製茶所で製造されて新茶(一番茶)として初夏の頃店頭に出回る。仕事や家事の合間などに、窓外の木々の葉の照り返しを眺めながら、香りたかい新茶で一服するのは、至福の時間だ。一般的に、手摘みの茶葉は上質の高級茶となり、機械刈りで一気に刈り取られた茶葉は、大衆茶の原料となる。

二十四節気の一つで、陽暦5月5、6日頃。「穀雨」と「小満」の間に位置するこの日をもって、暦の上では夏となる。草は丈を伸ばし、木々の若葉が目に鮮やかな季節だ。風も、葉を広げたばかりの草木の匂いをどことなく含んで、薫るように感じられる。人々の装いも軽やかになり、街中には氷旗が立ち、夏が来たことを実感させる。

スイカズラ科の常緑蔓性木本で、各地の平地から山野の野原、土手、山林によく見られる。花期は初夏で、葉腋から2つずつ並んで咲き、甘い香りをただよわせる。咲き始めの花は白色をしているが、受粉するなどして徐々に黄ばむ。
