俳句の庭

「俳句の庭」は、木陰に湧く泉のように、言葉の世界に親しみながら憩うことができる場所です。最近の俳句総合誌などの掲載作品から目についた作品を取り上げて鑑賞する「今日の一句」、旬の季節の言葉を解説する「季節の言葉」、自らのこれまでの俳句作品に関する「自句自解」の3つのカテゴリーを設けています。どうぞお気軽にお楽しみください。

  • 雑木山と満月

    今年(令和7年)の12月5日の夜は満月だった。6日の未明散歩に出ると、枯れかかった雑木山の上空にまんまるな月が…

  • 枯葛(かれくず)

    歳時記に掲載されている「名の草枯る」(冬季)は、薊(あざみ)、葛(くず)、鶏頭等一般に名前の知られている草が枯…

  • 秋霖や塔婆を担ぎゆく男

    「秋霖(しゅうりん)」は、秋の長雨のこと。夏の夕立のような激しい雨ではなく、時に一日中、或いは数日間にわたり静…

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