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俳句の庭

  • 甘藷(さつまいも)

    2月 3rd, 2024

    中南米原産のヒルガオ科の一年生作物。17世紀に中国・琉球を経て九州に伝来。関東以西の暖地に多く栽培される。紡錘形で紅紫色の塊根には独特の風味・甘味がある。焼いたり、煮たり、蒸かしたりして食する。なお、「焼芋」は冬の季語。

  • 梅

    2月 3rd, 2024

    バラ科の落葉樹で、古く中国から漢方薬として伝来。早春の冷たい空気の中で香り高い五弁の花を開く。花は桜よりやや小ぶりで、八重もある。冬から春になる頃、花の殆どない野山に最初に咲き出し、人々の心を春へと誘う花として、古来より歌に詠まれてきた。白のほか薄紅、濃紅もあるが、俳句で「梅」といえば白梅のこと。

  • すつぽんもまむしも粉にうららけし 西山睦

    2月 2nd, 2024

    「麗(うらら)か」「麗けし」は、春の日が美しく輝きわたって、すべてのものが明朗に感ぜられる状態のこと。

    スッポンやマムシを蒸し焼きにした後、丸ごと粉末にすると滋養強壮の効能があるとされる。掲句は、粉末になった「すつぽん」や「まむし」を前にした気分を句にしたもの。生身のままの姿では薄気味悪いこれらの爬虫類も、元の影も形もとどめない粉末になって作者の目の前にある。折から何の翳りもない春の陽光が庭先に降り注いでいる。『俳句界』2024年2月号。

  • 二月

    2月 2nd, 2024

    陽暦の二月は、上旬に立春(2月4日)を迎えても依然として厳しい寒さの続く時節で、春が到来した実感は乏しい。それでも戸外の日差しは日一日と明るさを増し、蠟梅に続いて梅の花が香り、諸鳥の声は潤みを帯てくる。

  • 菠薐草(ほうれんそう)

    2月 2nd, 2024

    中央アジア等原産のヒユ科の緑黄色野菜で、東洋種と西洋種の2系統がある。日本には16世紀頃に、中国から東洋種が渡来したとされる。東洋種は葉先がとがって切れ込みがあり根が赤くなるが、西洋種は葉先が丸くなる特徴がある。お浸し、和え物、煮物などに広く使われる。

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