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俳句の庭

  • 父よりも父に似しわれ木の葉髪 淵脇護

    5月 5th, 2025

    「木の葉髪」は初冬の頃、夏に傷んだ毛髪が生え替わるなどのため、抜毛が多くなることをいう。折から木の葉が落ちる季節。一抹の侘しさを感じさせる言葉。

    掲句は、父という作者の胸深く棲む存在に目を向けた作品。いつしか亡き父の行年に近い年齢になったが、胸中の父の面影は薄れるどころか、年々濃くなってきたのだ。「父よりも父に似」ているというアイロニカルな把握には、言葉の上の技巧にとどまらない実感がある。作者の経てきた半生の時の厚みを感じさせる。『俳句界』2025年5月号。

  • 水芭蕉

    5月 5th, 2025

    サトイモ科の大形多年草。主に中部以北の山地の湿原に自生する。地下に大きな球状の根茎があり、初夏の雪解けの頃、雪白色の仏炎苞(ぶつえんほう)を持った黄緑色の花穂を出す。葉は芭蕉に似ている。

  • 五月

    5月 5th, 2025

    ゴールデンウィークに始まる新緑の月。この月から夏に入るが、まだ、暑さや湿気が少ない。みずみずしい生命力にあふれた、一年の中でも最も麗しい月である。カトリックでこの月を聖母月とよぶことから「聖五月」ともいう。古俳諧では、「五月」をサツキと読んで、陰暦五月(陽暦では六月)の意に用いた。

  • 内ポケットに春愁のすつと入る 津川絵理子

    5月 4th, 2025

    「春愁」は辺りに生気があふれる春の最中に覚えるものうい哀愁のこと。ふっと物思いにふけったりする軽いぼんやりとした愁いである。

    掲句は、自らの「春愁」が内ポケットに入るほどだという。「春愁」という目に見えないものを見えるように表現した句といえるだろう。古風に「隠し(かくし)」などと言わずに、今風の言葉をそのまま取り入れたところに、作者の俊敏な才気が窺える。春の愁いは、作者の胸の辺りに音もなく忍び込んでくるのだろう。『俳句』2025年5月号。

  • 野芥子(のげし)

    5月 4th, 2025

    ヨーロッパ原産のキク科の越年草。中国を経由して古く日本に渡来した。荒れ地や道端、土手、畑の畦などに自生する。高さ50~100センチ。 全草軟らかく白汁に富む。茎は中空。春から夏にかけて、黄色の頭花を開く。秋に咲くアキノノゲシと区別するため、ハルノノゲシとも言う。歳時記には掲載されていない。 

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