スズキ目イボダイ亜目イボダイ科の海水魚。鰓蓋の上の斑紋をイボに見立ててこの名がある。日本近海に広く生息する。脂がのる夏から秋にかけてが旬。地域によって呼び名が多数あり、関東ではエボダイの名で店頭に並ぶが、関西ではシズ、九州ではモチウオなどと呼ばれる。

スズキ目イボダイ亜目イボダイ科の海水魚。鰓蓋の上の斑紋をイボに見立ててこの名がある。日本近海に広く生息する。脂がのる夏から秋にかけてが旬。地域によって呼び名が多数あり、関東ではエボダイの名で店頭に並ぶが、関西ではシズ、九州ではモチウオなどと呼ばれる。

南ヨーロッパ原産のナデシコ科の一年草。日本に入ってきたのは江戸時代末期。赤く色づいた花が、まるで酔っ払った仙人の顔のように見えることから名づけられた。別名「フランネル草」。観賞用に花壇などに植えられる。ビロードのような柔らかな白い毛が葉や茎に生えているのが特徴。5、6月に赤紫やピンク、白色などの五弁の花を咲かせる。

いま秋を確かめて飛ぶ海の鳥 直人
「秋」は立秋から立冬の前日まで。現在の暦では8月初旬頃から11月初旬の頃まで。残暑厳しい8月から肌寒さを覚える晩秋にかけてが秋に含まれるが、おおむね暑い夏から解放されて冬へ向かう途中の快適な季節。
掲句は、周囲の秋を確かめて飛び立つ海の鳥を詠む。暑かりし夏も去り、大気は澄み、空も海も紺碧を深めていく季節。秋の気配は海のみならず岸辺の草木にも感じられることだろう。海の鳥といえばカモメやアジサシなどが思い浮かぶが、その海の鳥が、今しも周囲の秋の到来を確かめて飛ぶという。「秋」「海の鳥」とのやや抽象性を帯びた措辞に臨場感を与えているのが、冒頭の「いま」の一語であることは見逃せない。一見平明で大掴みな描写により秋という季節の全貌を掴み取ったような佳品。昭和47年作。『日の鳥』所収。
地中海沿岸原産のミカン科ヘンルーダ属の常緑小低木。「ヘンルーダ」とカタカナ表記することもある。また、「芸香」との漢字表記は、中国での生薬名に由来する。日本には明治初期に導入された。初夏の頃、黄色の花を集散花序に咲かせる。強い芳香があり、ハーブや防虫・薬用植物として栽培される。歳時記には掲載されているが、例句は乏しいようである。

茅萱(ちがや)の花穂がほぐれて白い綿毛(穂綿)となる頃に吹く、湿気を含んだ雨を伴う南風のこと。茅萱はイネ科の多年草。晩春から初夏にかけての茅花(つばな)の時季が終わると、白くふわふわとした綿毛に覆われる。
