梅雨が始まること。「入梅」と「梅雨入(つゆいり、ついり)」はどちらも梅雨の始まる時期を指すが、「入梅」が立春から百二十七日目の6月11日頃に当たる暦の上の固定日(雑節)であるのに対し、「梅雨入」は実際の天候に基づく梅雨の始まりのこと。気象庁により梅雨入り宣言が出される。

梅雨が始まること。「入梅」と「梅雨入(つゆいり、ついり)」はどちらも梅雨の始まる時期を指すが、「入梅」が立春から百二十七日目の6月11日頃に当たる暦の上の固定日(雑節)であるのに対し、「梅雨入」は実際の天候に基づく梅雨の始まりのこと。気象庁により梅雨入り宣言が出される。

スズキ目ハチビキ科の魚。サバに姿が似ているため「赤サバ」とも呼ばれるが、サバの仲間ではなくスズキ目の魚。南日本を中心とする温暖な海域の深海に生息する。夏場に脂がのって美味しくなるため、地域によっては代表的な夏の魚として扱われる。なお、歳時記には掲載されていない。

木々の緑を一層色濃く、鮮やかに引き立たせて降る梅雨どきの雨のこと。たっぷりと雨と太陽の光を浴び、青々と鮮やかさを増した木々の葉に降る雨や、その雨に濡れてより深く見える木々の緑を指す言葉。憂鬱になりがちな梅雨の季節を、自然の生命力とともに前向きに捉える感性が込められている。「梅雨」の傍題。

北アメリカ原産のアブラナ科の越年草。明治時代に北アメリカから渡来した。道端や空き地に自生する。初夏に咲く小さな白い花と、相撲の行司が持つ軍配に似た丸く扁平な実が特徴。歳時記に掲載されていないが、在来種のナズナと同じアブラナ科に属するため、植物学的な正確性にこだわらずに「薺(なずな)の花」 として詠むことも可能だろう。ただし、在来種のナズナより花期は遅い。

夏の青々と緑におおわれた山。「夏の山」の傍題だが、「夏の山」が遠望の山並み、眼前の山々、或いは現に今登っている山などを幅広く包含する言葉であるのに対し、「夏嶺」は、やや隔たったところから仰ぐ山の尾根や頂上に焦点が置かれている。山全体ではなく、天に向かってそびえる稜線や、連なる頂(いただき)にクローズアップした言葉である。
