キュウリやカボチャ、スイカ、マクワウリなど、ウリ科の植物の花の総称。本来は甜瓜(まくわうり)の花をさす。7〜8月頃に直径約3センチの鮮やかな黄色の五弁花を咲かせる。雌雄同株で、花の根元にふくらみがなく、花びらだけがついているのが雄花、花の根元に小さなふくらみ(子房)があるのが雌花。なお、実となった「瓜」や「南瓜」「西瓜」などは、いずれも秋の季語。

キュウリやカボチャ、スイカ、マクワウリなど、ウリ科の植物の花の総称。本来は甜瓜(まくわうり)の花をさす。7〜8月頃に直径約3センチの鮮やかな黄色の五弁花を咲かせる。雌雄同株で、花の根元にふくらみがなく、花びらだけがついているのが雄花、花の根元に小さなふくらみ(子房)があるのが雌花。なお、実となった「瓜」や「南瓜」「西瓜」などは、いずれも秋の季語。

北米原産のシソ科カクトラノオ属の多年草。別名「角虎の尾」。明治時代の末期から大正時代にかけて、観賞用の園芸植物として日本に渡来した。繁殖力が強く丈夫な植物であるため、庭から逸出して道端、線路の脇、河川敷などで野生化している。晩夏初秋に、四角形の茎にたくさんの花芽がつき、下から上に咲き上っていく。なお、歳時記に掲載されている「虎尾草(とらのお)」(夏季)はサクラソウ科の植物で、本種とは種類が異なる。

榠樝(かりん)は中国原産のバラ科の落葉高木。春に淡紅色の花をつけ、小さな緑色の実がなり、夏の間青い色(緑色)のまま成長する。その後、晩秋の10月以降徐々に黄色く熟していく。黄熟する前の青い実が「青榠樝」。歳時記には掲載されていないが、その清々しい青さには夏の季感がある。

「白鳥」はカモ科ハクチョウ属に分類される大型の水鳥。春から夏にかけてシベリアなどの北極圏で繁殖し、秋になると越冬のために日本に飛来する。日本で見られるのは、オオハクチョウとコハクチョウ。幼鳥は全身が灰色(グレー)をしており、成鳥と同じ真っ白な羽毛になるには約2年かかる。飛べるようになる前の「白鳥の子」は、日本では目にすることはなく、当然のことながら、歳時記には掲載されていない。
なお、ヨーロッパに生息するコブハクチョウは、渡りをせず、繁殖期を含めて一年中同じ地域で暮らす留鳥。下の写真はセーヌ川で暮らすコブハクチョウの親子。

夏休み、海山のレジャー、夏祭、避暑などが終わり、夏が過ぎ去るのを惜しむこと。かつては、過ぎ去る季節を惜しむのは春(春惜しむ、行く春)と秋(行く秋)が中心だったが、夏のレジャーを楽しむ現代の生活を背景に、活動的なシーズンの名残を惜しみ、過ぎ行く夏を惜しむ言葉として、「夏の果」「行く夏」などとともに、大正から昭和時代にかけて定着した季語。
