セミの一種。北海道南部から九州にかけて分布する。ヒグラシやエゾハルゼミと同じく森林に生息するが、街中に生息するものもある。5、6年の幼虫期間を経て、晩夏初秋の頃羽化して成虫になる。その名の通り、ミーンミンミンミンミーと繰り返し鳴く(雄のみ)。アブラゼミが最盛期を迎える8月初め頃に姿を現し、8月中が最盛期。ツクツクボウシの最盛期である9月上旬には数を減らしていく。東日本では平地に多い。西日本では低山などで見られることから、「深山蝉」ともいう。

夏に見かける燕のこと。燕は、春、南方から渡ってきて営巣期・繁殖期に入 る。4月下旬から7月にかけて2回産卵する。営巣中・子育て中の燕 は、子燕に餌を与えるため、空を忙しく飛び回る。その年に成鳥になった燕がおぼつかなく飛ぶ様子も印象的だ。単に「燕」といえば春の季語。

熱帯アメリカ原産のキク科の多年草。日本へは明治中期に伝わった。畑地、水田の畔、草地などに自生するほか、園芸では学名「アゲラタム」の名で流通している。夏から秋にかけて、茎先に散房花序を作り針形状の丸い小花を群がり咲かせる。花色は青紫、ピンク、白など。なお、歳時記には掲載されていない。

北米原産のキク科の一・二年草、又は多年草。明治時代の中頃日本に渡来。切り花、鉢花、花壇、グラウンドカバー等として利用される。暑さに強く、夏に黄色又は赤茶色の花を咲かせる。その一品種ルドベキア・ラシニアタは、オオハンゴンソウの和名をもつ。なお、歳時記には掲載されていない。

箱型の木枠の内側に薄紙又は絹地を貼り、中に人や動物、草木などを切り抜いた筒をたて、中心に蝋燭を立てたもの。灯火の熱で上昇気流が生じ、切り抜きの筒が回転する。「回り灯籠」ともいう。周りの壁や天井を影絵が走る様に見え、涼しさを誘う。夏の娯楽的玩具として用いられてきたが、亡き人の霊を慰める意味でお盆の際に仏壇前に飾る風習がある地域もある。
