やや大型のクモ。全身が灰褐色〜黄褐色の細かい毛で覆われ、頭胸部(頭と胸が一体になった部分)に、中央を挟むようにして2本の褐色の縦線が走る。生け垣や草むらに棚のような巣(シート状の網)を張る。「蜘蛛」の傍題。

やや大型のクモ。全身が灰褐色〜黄褐色の細かい毛で覆われ、頭胸部(頭と胸が一体になった部分)に、中央を挟むようにして2本の褐色の縦線が走る。生け垣や草むらに棚のような巣(シート状の網)を張る。「蜘蛛」の傍題。

熱帯アメリカ原産のヒルガオ科サツマイモ属(またはアサガオ属)の蔓性一年草。近縁種の縷紅草(るこうそう)の葉が糸のように細く切れ込んでいるのに対し、本種は丸い葉を持つことからその名がついた。江戸時代末期に観賞用として日本に持ち込まれ、現在では強い繁殖力によって道端、畑、空き地などで広く野生化している。初秋から晩秋にかけて、直径2センチほどの小さなトランペット型の花を咲かせる。「縷紅草」(夏季)よりも咲き始める時期が遅い。

ありありと欅遥けき九月かな 直人
九月は仲秋に当たり、日中はまだ暑さが残るものの、朝夕には涼しさが感じられる。名月や虫の音など本格的な秋の到来を実感する季節。
掲句には、「偲ぶこころを」との前書きがある。この年の2月25日に亡くなった師・飯田龍太を偲んでの作。「ありありと」は、実際に目の前で見ているかのように、鮮やかにはっきりと心に思い描くさま。作者が思い描いているのは、かつて「雲母」の編集のために毎月通った山廬の欅であろう。「遥けき」は、師の句業に対する畏敬の思いに加えて、師と過ごした歳月の遥けさが胸中にあっての感懐。逝去から半年余り経て、作者の身辺はようやく落ち着きを取り戻しているのだ。「九月」という季語がいぶし銀のように利いている。平成19年作。『風の空』所収。
エビ目ザリガニ下目に属する淡水生の甲殻類(エビの仲間)の総称。「蜊蛄」とも表記する。日本に生息するのは、日本固有の在来種ニホンザリガニ、北米原産のアメリカザリガニ及びウチダザリガニの3種類。日本で通常見かけるのはアメリカザリガニ(写真)で、1927年にウシガエルの餌として渡来し、全国で野生化した。大きなハサミ(第1胸脚)を持つのが特徴で、川、池、水田などの泥底に生息する。「蟹」の傍題。

中国原産のモクセイ科モクセイ属の常緑小高木。植物学上は、銀木犀が基本種(原種)であり、橙色の花をつける金木犀は銀木犀の変種(バラエティ)である。山野に自生しているものもあるが、現在街中で見かける銀木犀の多くは、中国から渡来した雄株を挿し木で増やした園芸品種。仲秋から晩秋にかけて白い小さな花を咲かせる。金木犀ほど強い芳香ではないが、上品で爽やかな香りを漂わせる。「木犀」の傍題。
