カメムシ目のアブラムシ科に属する昆虫の総称。体長は2、3ミリ。初夏から夏にかけて植物の新芽などに群がってその汁を吸い増殖する。繁殖力が非常に強く、集団で農作物に寄生して害をなす。一般には「油虫(あぶらむし)」と呼ばれているが、俳句で「油虫」といえばゴキブリを指す場合もあるので紛らわしい。

カメムシ目のアブラムシ科に属する昆虫の総称。体長は2、3ミリ。初夏から夏にかけて植物の新芽などに群がってその汁を吸い増殖する。繁殖力が非常に強く、集団で農作物に寄生して害をなす。一般には「油虫(あぶらむし)」と呼ばれているが、俳句で「油虫」といえばゴキブリを指す場合もあるので紛らわしい。

日本原産のキク科シオン属の多年草。別名「野春菊」。本州以南の山地の林内や沢沿いなどのやや湿った日陰に自生する。晩春から夏にかけて青紫や白の可憐な花を咲かせる。園芸品種の「都忘れ(みやこわすれ)」の原種。なお、手元の歳時記には掲載されていないが、「都忘れ」の傍題として載せている歳時記もあるようだ。

蝸牛山々も歳加へしか 直人
「蝸牛(かたつむり)」は陸生の巻貝。湿気の多い所を好み、草木の葉を食う。頭に二対の触角をもち、長いほうの先に目がある。雌雄同体で地中に卵を産む。
掲句は、眼前に「蝸牛」を点じて、緑滴るような故郷の山々も作者とともに歳を加えたことを詠む。末尾の終助詞「か」は、疑問・推量の意だが、ここでは、故郷の山々に向かいながら、自らに問うている趣である。「蝸牛」と山々と作者は、言ってみれば故郷の風土を形作る構成員である。山々も、作者とともに歳を加えていくという山々との一体感は、故郷に定住・土着している人ならではの捉え方、感じ方。「蝸牛」は、作者と風土をともにする生き物であるとともに、そのゆっくりとした迫らない動きは、悠久の時の流れを感じさせる。平成10年作。『矢竹』所収。
「アイリス」は、アヤメ科アヤメ属の多年草で西洋系アヤメの総称。その中で「ダッチ・アイリス」は、オランダで品種改良された球根アイリス。やや乾燥した場所を好む。4~5月に、アヤメに似た優雅な花を咲かせる。花弁の基部に網目模様がある。「ジャーマン・アイリス」よりすっきりした花姿が特徴。別名「オランダアヤメ」。

南アフリカ原産のフウロソウ科テンジクアオイ属の常緑多年草。別名「天竺葵(てんじくあおい)」。江戸時代にオランダから渡来した。春から秋にかけて、赤やピンクの五弁の花を咲かせる。開花時期が長いが、初夏の頃が最盛期。
