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俳句の庭

  • 廣瀬直人の一句(5)

    2月 14th, 2026

    月光は川原伝ひに雛の家 直人

    「雛」(ひな)は雛人形のことであり、また、「雛の家」は雛人形が飾られている家のこと。女児の健やかな成長を願う明るく華やいだ気分が感じられる。

    掲句の契機は自宅近くを流れる日川(にっかわ)の川原と思われるが、特定の川や場所を想定して読む必要のない作品である。川に沿う月夜の家路を辿る作者が思い浮かべている「雛の家」の明るさと華やぎが、読者にも感じられれば足りる。「雛の家」は作者の家路の先に、帰るべきところとして明るく灯っているのだ。帰るべき家を持つ作者の幸福感や安寧の思いも感じられる。昭和51年作。『日の鳥」所収。

  • 謡初(うたいぞめ)

    2月 13th, 2026

    新年になって初めて謡曲(能の詞章)を謡うこと。能の『高砂』や『四海波』などのめでたい曲が好まれる。江戸時代、幕府の年中行事として正月3日に江戸城で行われた御謡初(おうたいぞめ)が起源とされ、現在でも能楽堂や神社などで、新年の始まりを祝う行事として行われる。

  • 海鼠(なまこ)

    2月 13th, 2026

    棘皮(きょくひ)動物門ナマコ綱に属する海産動物。夜行性で海底を鼠のように這いまわる。アカナマコ、アオナマコ、クロナマコなど種類が多い。海水温が下がって身が締まる冬が旬で、格好な酒肴となる。内蔵からは海鼠腸(このわた)、卵巣からは海鼠子(このこ)が取れる。

  • 廣瀬直人の一句(4)

    2月 13th, 2026

    全貌といふ初富士に会ひにゆく 直人

    「初富士」は元旦などにその年の最初に見る富士山のこと。雪を頂いた清々しい姿や、初日の出を浴びている様は、新しい年を迎えた気分に相応しい。

    掲句は、新たな年を迎えて「初富士」に会いに行くところを詠む。作者の住む甲府盆地からは、全貌の富士を目にすることができないのだ。だが、この句では、「初富士」はまだ作者の眼前には現れていない。この句の焦点は「初富士」そのものではなく、新年を迎えて「初富士」に見(まみ)えんとする作者の心の弾みにある。「初富士」を眼前にする前の作者の心の逸りが、そのまま作品の気息になっている。「全貌といふ」とのさり気なく置かれた上七の措辞に熟練の味わいがあろう。平成20年作。『風の空』所収。

  • 結氷した東川

    2月 12th, 2026

    2月10日の早朝に撮った東川(あずまがわ)。一面に氷が張っていた。踏めば割れそうな「薄氷(うすらい)」ではあるが、まだまだ寒さは厳しい。

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