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俳句の庭

  • 親王雛(しんのうびな)

    2月 15th, 2026

    3月3日の桃の節句に飾られる男雛と女雛の二体一対の雛人形のこと。「内裏雛(だいりびな)」とも呼ばれる。天皇(親王)と皇后(妃)の成婚の姿を象っているとされる。「雛祭(ひなまつり)」の傍題。

  • デンドロビウム

    2月 15th, 2026

    ラン科セッコク属の多年草。原産地はヒマラヤ周辺、インド、タイなど広い地域にわたる。多くの園芸品種があり、春に長い茎の節々に白、黄、ピンク、赤、紫などの香りのある花を咲かせる。なお、日本原産の自生種「石斛(せっこく)」は夏の季語であるが、「デンドロビウム」は歳時記に掲載されていない。

  • 旧正の雨一木に一草に 藤本美和子

    2月 15th, 2026

    「旧正」「旧正月」は陰暦1月1日のことで、今年(2026年)は2月17日がこの日に当たる。「春節(しゅんせつ)」とも呼ばれ、中国などでは、冬の終わりと春の始まりを告げる節目に位置づけられる。日本でも、この日を真の春の訪れとして重要視する地域もある。 

    掲句は「旧正」の雨が草木を濡らしている情景を詠む。この時期の雨は、冬季に乾燥する太平洋側の地域では、草木の芽吹きを促す恵みの雨でもある。「一木に一草に」との措辞に、周りの草木に対する作者の懇ろな眼差しを感じる。単純な表現が句の味わいを深めている。『俳壇』2026年3月号。

  • 絨毯(じゅうたん)

    2月 14th, 2026

    床の敷物などに使う厚い毛織物の総称。インテリアとして四季を通して用いられるが、厚手の織物で暖かさを感じさせるため、寒さを和らげ、生活にぬくもりを添える冬の調度品とされる。「絨緞」とも表記する。洋間、日本間を問わず幅広く利用される。

  • 春着(はるぎ)

    2月 14th, 2026

    正月に身につける晴れ着や新しい衣服。主として女性や子供が年始の挨拶や初詣に着たりする。「春着」の「春」は、かつて旧暦では正月が春の始まりであったことに由来する。華やかな装いは新年の清々しい気分に相応しい。なお、「晴れ着」は季語ではないことに注意が必要。

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