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俳句の庭

  • ジュリアン

    2月 3rd, 2026

    プリムラ・ジュリアンともいう。和名はセイヨウサクラソウ。12月〜4月に開花し、ピンク、赤、黄色などの花を咲かせる。歳時記には掲載されていない。なお、「桜草」(春季)は日本原産のサクラソウ科に属する多年草であるが、プリムラ・ジュリアンはヨーロッパ、コーカサス地方の原生種から日本で作出された園芸品種。

  • 氷上の青鷺

    2月 3rd, 2026

    石神井公園の氷の上にいたアオサギ。繁殖期が夏であることなどから夏の季語として定着しているが、本州以南では留鳥として一年中見ることができる。魚などの餌の少ない冬は活動量を減らして過ごしているようだ。 

  • 蒲団(ふとん)

    2月 2nd, 2026

    寒さを防ぐための寝具。「布団」とも表記する。中に、綿、藁、パンヤ、羽毛などを入れる。干した蒲団はとりわけあたたかく快適な眠りをもたらす。本来は一年中使うものだが、 寒い時期に有難味が増すことから、冬の季語とされる。

  • 結氷した枯葦の池

    2月 2nd, 2026

    1月下旬、枯葦の池が結氷していた。風のほか訪れるものがない蕭条とした光景。葦が芽吹くのは、ひと月先のこと。「冬深し」という季語が思い起こされる。

  • 菊の香のただ中母の忌日来る

    2月 2nd, 2026

    「菊」は中国原産のキク科の多年草。奈良時代日本に渡来し、江戸時代になって観賞用としての菊作りが盛んになった。上品な香りがあり、多くの品種がある。

    掲句は、令和元年10月26日に亡くなった母の忌に際しての手向けの一句。花や線香のように実際に手向けたのではなく、心の中で手向けたのである。菊といえば上品なイメージがあるが、畑の隅に乱雑に咲かせている小菊や食用菊など、深秋の頃我々が日常親しく目にする花の一つ。母の忌日は、丁度庭先や畑の菊が咲き盛る時季に当たる。朝露をびっしり置いた菊はことに美しく、香りが高い。令和7年作。

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