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俳句の庭

  • 十二月八日

    12月 9th, 2024

    太平洋戦争開戦の日。「開戦日」ともいう。1941年のこの日午前3時、ハワイ真珠湾に停泊中の米国太平洋艦隊に対して、日本海軍の航空隊、特殊潜航艇が奇襲攻撃を行った。当時のことを直接経験している人が年々減っていく中、今年も12月8日が巡ってくる。「パールハーバー忌」として詠んだ作品も散見される。

  • ポインセチア

    12月 9th, 2024

    メキシコ原産のトウダイグサ科の常緑低木。観葉植物として、観賞用に鉢植えで栽培される。冬になると、茎の上部の苞葉が赤やピンク、乳白色に変色する。黄緑色の小さな花が苞葉(ほうよう)の中心に咲くが目立たない。欧州では、クリスマスにキリストの血の色である赤を飾る習慣があり、この木が用いられるようになったという。別名「猩々木」「クリスマスフラワー」。

  • 龍太の句を拾う(5)

    12月 8th, 2024

    おほかたは虚子の掌の中春の風 龍太

    「雲母」昭和60年6月号。

    近代俳句は、子規の改革に始まり、虚子がその大枠を形作ったといえる。その後さまざまな流派が生まれ現在に至っているが、大きく捉えれば、今の俳句も虚子の掌(て)の中にあるといえるのではないかとの句意。この年は蛇笏生誕百年に当たっていたから、近代俳句の大きな流れに思いを及ぼすこともあったのだろう。

    一読して、この句の通りとも思うが、果たしてそうだろうかとの疑念も残る。「おほかたは」との含みのある措辞が上手く活かされているともいえるが、文芸の徒として、宗派の門徒のように「虚子の掌の中」に安住する姿勢でいいのだろうかと思わせるところが、この句にはある。

    句集に収められなかった理由もその辺りにあるのだろう。

  • 冬の山

    12月 8th, 2024

    ひと口に「冬の山」といっても、草木が蕭条と枯れ尽くした比較的低い山から白銀の雪を被った高い山まで、その様相はさまざまだ。それぞれの山の様相に応じて「枯山」「雪山(ゆきやま)」「冬嶺(ふゆみね)」「雪嶺(せつれい)」などの言葉を充てることもある。

  • 寒烏賊(かんいか)

    12月 8th, 2024

    寒中に漁獲する烏賊。アオリイカやスルメイカなどの烏賊漁は夏が全盛であり、単に「烏賊」といえば夏の季語。冬に獲れるのはハリイカやヤリイカで、日本各地の沿岸に分布している。

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