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俳句の庭

  • 冬の川

    12月 29th, 2024

    冬の渇水期の川のこと。特に太平洋側の地域では、冬になると川の水量が減ってゆき、いつしか流れも細くなる。両岸の枯草、川床に透く石、広々と現れた川原や中洲などが想像される。寒々とした荒涼たる趣がある。

  • 寒に入る鋼のやうな一句欲し 岩岡中正

    12月 28th, 2024

    「寒に入る」は小寒から節分までの約30日間の寒に入ること。小寒は1月5日頃で、この頃一年で最も寒さの厳しい時期に入る。言葉に身の引き締まるような響きがある。

    掲句は、寒を迎えるに当たって、「鋼のやうな一句」が欲しいと念じての作品。俳句を作り慣れてくると、通り一遍の作品はいくらでもできるが、言霊の宿るような、天から授かったような底光りのする作品を作るのは至難の業であることは、誰もが身にしみて感じているだろう。詩を志す作者の願いは「鋼のやうな」の措辞に集約されている。『俳句』2025年1月号。

     

  • 行く年

    12月 28th, 2024

    一年の過ぎ去ること。押し詰まった年末、忙しい日々の束の間に、過ぎ去ろうとしているこの年を思い浮かべる。新たに迎える年よりも、来し方への思いに重点が置かれている言葉。

  • 師走

    12月 28th, 2024

    陰暦12月の異称で、陽暦ではほぼ1月の時期に該当するが、陽暦12月の意味で用いることが多い。一年の締めくくりの月であり、新年の準備をする忙しなさの中で、クリスマスや忘年会などの行事が挟まる多事多忙な月である。語源については、この月には師僧が仏事などで忙しく走り回ることから、というのが一般的な説。

  • 冬落暉(ふゆらっき)

    12月 27th, 2024

    冬の没り日のこと。冬は日照時間が短く、南に傾いた太陽は早々と西に沈んでいく。大気が澄んでいるため、沈む間際まで思いのほか眩しい。歳時記には「冬日」の傍題として出ている。

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