藺草(いぐさ)が湿地や水辺で芽を出すこと。藺草は仲春の頃から池や沼などに生えてくる水草の一つ。日本原産のイグサ科イグサ属の多年草(湿生植物)で、全国の湿地帯などに自生する。夏から初秋にかけて、茎の先端に花穂をつけ黄緑色の小花を咲かせる。夏に刈り取って乾燥させ、畳表などに利用する。別名「燈心草」。単に「藺草」又は「藺」といえば夏の季語になる。なお、手元の歳時記には掲載されていない。

藺草(いぐさ)が湿地や水辺で芽を出すこと。藺草は仲春の頃から池や沼などに生えてくる水草の一つ。日本原産のイグサ科イグサ属の多年草(湿生植物)で、全国の湿地帯などに自生する。夏から初秋にかけて、茎の先端に花穂をつけ黄緑色の小花を咲かせる。夏に刈り取って乾燥させ、畳表などに利用する。別名「燈心草」。単に「藺草」又は「藺」といえば夏の季語になる。なお、手元の歳時記には掲載されていない。

3月3日の桃の節句(雛祭)に、邪気を払い長寿を願って飲まれる祝い酒。味醂に蒸米、麹などを混ぜ、ひと月ほど熟成させて作る。江戸時代から親しまれてきた。古代中国における、桃の花を酒に浸して飲むことで邪気を払う風習(桃花酒)が、日本伝来後白酒に変化したとされる。

春の夕暮れに、水蒸気で山野がぼんやりと霞む様をいう。春特有の柔らかく、どこか夢幻的でしっとりとした情景が現れる。「霞」の立つ時間帯によって、「朝霞」「昼霞」「夕霞」などといい、いずれも「霞」の傍題。夜間の同様の現象は「朧(おぼろ)」。

水辺に生える蘆(あし)の若芽のこと。細く鋭く水面から突き出た姿が牙(きば)のように見えるため、この名がある。『古事記』の創世神話に、生命力がみなぎる象徴として登場することは、よく知られている。「蘆の角(あしのつの)」「蘆の芽」ともいう。蘆の生物学的標準和名はヨシで、わが国在来のイネ科の草本植物。全国の池沼や河川下流の河口付近などに自生する。春先、地下茎から新芽が出てくる。なお、「蘆」は、「葦」とも表記する(「蘆」の簡易慣用字体)。

タラバガニ科に分類される甲殻類の一種。脚の数がハサミを含めて左右4対の計8本であり、生物学上はヤドカリの仲間。タラの漁場(鱈場)でよく獲れたことからその名がある。北の日本海やオホーツク海などに棲息する。漁期は冬に限らないが、厳しい冬の海で身が引き締まり、旨味が凝縮される冬季が旬であり、「ずわい蟹」とともに冬の季語。
