床の一部を切り、炭や薪を焚いて暖房や煮炊きを行う設備のこと。11月頃の「炉開き」から冬の間暖をとるために使われる。伝統的民家の板の間や土間に設けられる「炉」は「囲炉裏」ともいい、一家団欒の場所ともなる。天井から自在鉤を吊るして鍋をかけ煮炊きなどもする。また、茶道では、夏(5月頃~10月頃)は「風炉(ふろ)」を使い、冬(11月頃~4月頃)は「炉」を使うのが基本になっている。

床の一部を切り、炭や薪を焚いて暖房や煮炊きを行う設備のこと。11月頃の「炉開き」から冬の間暖をとるために使われる。伝統的民家の板の間や土間に設けられる「炉」は「囲炉裏」ともいい、一家団欒の場所ともなる。天井から自在鉤を吊るして鍋をかけ煮炊きなどもする。また、茶道では、夏(5月頃~10月頃)は「風炉(ふろ)」を使い、冬(11月頃~4月頃)は「炉」を使うのが基本になっている。

寺院で普段閉ざされている厨子(ずし)を開き、秘仏や霊宝を公開して参拝者に拝ませること。「御開帳」ともいう。気候のよい春先に行われることが多い。また、「出開帳(でかいちょう)」は秘仏などを別の場所へ運び出して公開することで、江戸時代に庶民の娯楽や信仰の対象として盛んに行われた。

「葱」は中国原産のユリ科ネギ属の多年草。古い時代に日本へ導入され、栽培されてきた。品種改良にともない多くの種類があり、葱苗を植え付ける時期はネギの種類により異なる。長ネギは3~4月に苗を植え、冬に収穫するが、万能ネギなどの葉ネギの植え付け時期は主に秋になる。このようなこともあって、「葱苗植う」が春の季語として定着しているとはいえない。

ナデシコ科の多年草。日本在来種のほか、ヨーロッパ原産の帰化植物オランダミミナグサがある。葉の形がネズミの耳に似ており、若葉が食用(菜)になることからこの名がつけられた。道ばた、畑などに自生し、晩春の頃五弁からなる白色の小花をつける。日本在来種のミミナグサは、現在では外来種のオランダミミナグサに圧倒され、道端などで見かけるのは主にオランダミミナグサの方である。

金縷梅はマンサク科の落葉小高木。黄色い花が一般的だが、「赤花金縷梅」はその変種。まだ寒さの残る早春の頃、赤又は紫褐色の紐状の花を咲かせる。雑木林などに自生するほか、庭園などに植えられる。
