「山帰来(さんきらい)」はユリ科の蔓性小低木。サルトリイバラの別名。全国の山野に自生する。蔓は硬く、鋭い棘がある。晩春、葉腋から散形花序をだし、黄緑色の小花をつけ、秋には実が紅熟する。赤い実はクリスマスや年末年始の飾りに用いられる。なお、「山帰来の花」は春の季語。

「山帰来(さんきらい)」はユリ科の蔓性小低木。サルトリイバラの別名。全国の山野に自生する。蔓は硬く、鋭い棘がある。晩春、葉腋から散形花序をだし、黄緑色の小花をつけ、秋には実が紅熟する。赤い実はクリスマスや年末年始の飾りに用いられる。なお、「山帰来の花」は春の季語。

旧暦10月末又は11月1日に、出雲大社へ参集していた神々は談合を終えて各地の元の社(やしろ)へお帰りに なるという。その帰還をお迎えする祭事や行事のこと。

地中海原産のシソ科の常緑小低木。和名「迷迭香(まんねんろう)」。江戸時代に中国経由で日本に伝播した。細長い葉に芳香があり、料理、香料、薬用として西洋では古くから利用される。冬から春にかけて青紫色の小さな花を咲かせる。花期が長いので季節が定め難いが、商業施設の屋上テラスで見かけたのは12月初旬で、寒さに強い印象を受けた。なお、歳時記には掲載されていない。

熱帯アメリカ原産のトウダイグサ科の一年草。日本へは明治以降に導入された。観賞用に栽培されるが、野生化しているものもある。ポインセチアの近縁種。夏から秋にかけて、葉と茎の先端に花弁のない黄色い小さな花をつける。花の周りの苞葉が赤く色づく。

著しい気温の低さを体感で寒く感じること、目や耳で捉えた情景を寒く感じることのほか、心理的に身がすくむような場合にも用いる。骨身にこたえるような厳しい寒さであり、 見るからに寒そうだと感じるような寒さであり、心細さ、寂しさなどにつながる心理的な寒さでもある。
