夏の青々と緑におおわれた山。「夏の山」の傍題だが、「夏の山」が遠望の山並み、眼前の山々、或いは現に今登っている山などを幅広く包含する言葉であるのに対し、「夏嶺」は、やや隔たったところから仰ぐ山の尾根や頂上に焦点が置かれている。山全体ではなく、天に向かってそびえる稜線や、連なる頂(いただき)にクローズアップした言葉である。

夏の青々と緑におおわれた山。「夏の山」の傍題だが、「夏の山」が遠望の山並み、眼前の山々、或いは現に今登っている山などを幅広く包含する言葉であるのに対し、「夏嶺」は、やや隔たったところから仰ぐ山の尾根や頂上に焦点が置かれている。山全体ではなく、天に向かってそびえる稜線や、連なる頂(いただき)にクローズアップした言葉である。

鮎はアユ科の魚で、夏の川魚の代表。水揚げした鮎は、出荷などの前に一時的にきれいな流水の生簀(いけす)に移される。また、鮮度の維持や涼しさの演出などのため、飲食店や料亭の厨房・店内に生簀を設置する場合もある。鮎は、生簀の中で、ピチピチと跳ねたり悠々と泳いだりする。「鮎」の傍題。

島梣(しまとねりこ)は沖縄・東南アジア等原産のモクセイ科の落葉高木。地球温暖化などの気候変動に伴い、本土の冬でも枯れずに越冬できることが分かり、1990年度以降本土にも植えられるようになったという。初夏の頃、ふわふわした綿菓子のような白い花を咲かせる。晩春の頃花を咲かせる日本原産の梣(とねりこ)より花期が遅い。なお、歳時記には掲載されていない。

チョウ目(鱗翅目)シャクガ科に属する蛾の仲間。地味な枯れ葉模様のものから、蝶のように美しいものまで多くの種類がある。幼虫が「尺取虫(しゃくとりむし)」と呼ばれ、幼虫と同様、成虫も木や枝に擬態して静止する性質があることからこの名がある。なお、歳時記には掲載されていない。

アメリカ大陸原産のアカバナ科の越年草。雌待宵草(めまつよいぐさ)、小待宵草とともに、待宵草の仲間である。江戸末期に月見草とともに日本に渡り、その後逸出して河原、牧草地などで野生化している。夏、夕方から宵にかけて黄色い大きな花を咲かせ、翌朝には萎む。一般には月見草と呼ばれているが、白い花を咲かせる本来の月見草とは別の植物。「月見草」の傍題。
