クルミ科クルミ属の落葉高木又はその実のこと。クルミ属の樹木は北半球の温帯地域に広く分布するが、日本に自生するのは大半が鬼胡桃。また、本州北部などでは広く栽培されている。秋に、3センチ程の球形の実をつける。実の中に堅い殻があり、割ると室房に分かれて白い子葉の果肉があり、古くから食用に供されている。

スズメ目モズ科の漂鳥又は留鳥。東南アジアのほか、日本全国に分布し、平地から低山地の農耕地や林緑などに生息して繁殖ている。主に昆虫類や蛙などを捕食し、捕らえた獲物を木の枝等に突き刺したり、木の枝股に挟む習性をもつ。繁殖期を過ぎて秋になるとそれぞれが縄張りを主張して、高い梢などに止まりキーイッ、キーイッと鋭い鳴き声を放つ(高鳴き)。その声は秋の澄んだ大気によくとおり、秋の到来を感じさせる。

秋も深まってくると、肌に触れる物や空気をひんやりと感じることがある。この皮膚の感触が「冷やか」。手足などの皮膚に感じる冷気であったり、全身で受ける感じであったりする。また、物や空気の感触だけでなく、人の物言いや態度にもいう。「新涼」よりも本格的な秋の気配があり、「うそ寒」や「やや寒」ほど深まっていない頃の秋の感触だ。
