秋の夜が長く感じられること。夏至を過ぎると夜は一夜ごとに伸び、秋分を過ぎると、昼よりも夜が長くなる。暑い夏を越して涼しい夜が長くなるところに、秋という季節の醍醐味がある。春の日永(ひなが)、夏の短夜(みじかよ)、秋の夜長、冬の短日(たんじつ)には、それぞれの季節に対する人々の感じ方が表れている。

秋の夜が長く感じられること。夏至を過ぎると夜は一夜ごとに伸び、秋分を過ぎると、昼よりも夜が長くなる。暑い夏を越して涼しい夜が長くなるところに、秋という季節の醍醐味がある。春の日永(ひなが)、夏の短夜(みじかよ)、秋の夜長、冬の短日(たんじつ)には、それぞれの季節に対する人々の感じ方が表れている。

鶏頭は古く大陸から日本に到来したヒユ科の一年草で、鶏冠(とさか)のような花の形にはどこか妖艶な印象がある。
掲句は、鶏頭から受ける印象を「人間臭き」と表現した。「影」は昼間の地面や塀に差す鶏頭の影とも、夜闇に紛れつつ立つ鶏頭の姿ともとれる。作者は、その影に人間に似た雰囲気を感じ取った。人間と鶏頭とは、雰囲気が似た生き物同士なのかも知れない。『俳句』2023年10月号。
スズメ目モズ科の漂鳥又は留鳥。東南アジアのほか、日本全国に分布し、平地から低山地の農耕地や林緑などに生息して繁殖ている。主に昆虫類や蛙などを捕食し、捕らえた獲物を木の枝等に突き刺したり、木の枝股に挟む習性をもつ。繁殖期を過ぎて秋になるとそれぞれが縄張りを主張して、高い梢などに止まりキーイッ、キーイッと鋭い鳴き声を放つ(高鳴き)。その声は秋の澄んだ大気によくとおり、秋の到来を感じさせる。
