ミカン科の常緑広葉樹又はその果実で、大分県特産の柑橘類。ユズの近縁種で、枝には鋭い棘がある。初夏の頃白い花を咲かせた後、青い果実をつける。9月頃、黄熟する前に収穫する。果肉は黄白色で、多汁で酸味が強い。果汁を搾って食用とする。一部の歳時記では「柚子(ゆず)」(秋季)の傍題として掲載されている。

山野に自生する秋の草の総称である。秋の七草として知られている草だけでなく、あまり名の知られていない雑草と言われる草を広く含む。可憐な花を咲かせるもの、猛々しいものなど、その趣はさまざま。「色草」「八千草」ともいう。

北米原産のキク科の一年草。日本へは明治初期に渡来し、その後北海道以外の全国に広がった。道端、河川敷、荒地などに自生する。初秋の頃、茎の先に長い雄花の穂をつける。一方、葉腋にあつまって咲く雌花は余り目立たない。秋の花粉症を引き起こす雑草の一つで、小児喘息の原因植物ともされている。なお、歳時記には掲載されていない。

秋の草花を咲かせた畠のこと。華やぎと一抹の淋しさを感じさせる秋の草花への日本人の愛着が生んだ季語。「花畠」と同様、公園などの「花壇」「花圃」も俳句では秋の季語とされている。

秋の宵がさらに更け、もう少し夜が深まった時間。厳しい夏の暑さから漸く解放されて、心ゆくまで夜の長さを愉しむ。戸外にあって月を見上げ、室内では灯火に親しむ。虫の音の中にあって、自らの行く末を思う。

