秋の草花を咲かせた畠のこと。華やぎと一抹の淋しさを感じさせる秋の草花への日本人の愛着が生んだ季語。「花畠」と同様、公園などの「花壇」「花圃」も俳句では秋の季語とされている。

秋の草花を咲かせた畠のこと。華やぎと一抹の淋しさを感じさせる秋の草花への日本人の愛着が生んだ季語。「花畠」と同様、公園などの「花壇」「花圃」も俳句では秋の季語とされている。

秋の宵がさらに更け、もう少し夜が深まった時間。厳しい夏の暑さから漸く解放されて、心ゆくまで夜の長さを愉しむ。戸外にあって月を見上げ、室内では灯火に親しむ。虫の音の中にあって、自らの行く末を思う。


台風や秋の長雨により増水した河川や湖沼が、濁流となって岸を越えて流れ出ること。ときには堤防が決壊し、溢れ出た水が田畑や人家を水浸しにする。近年ではこのような外水氾濫のほか、市街地に降った雨が、下水道の排水能力を超えてしまって溢れ出る内水氾濫が、都市型の水害として注目されている。出水(でみず)の季節は年に3回あり、俳句で単に「出水」といえば夏の梅雨出水をさすが、ほかに融雪期の「春出水」と台風や秋雨による「秋出水」がある。

日本等原産のキジカクシ科ツルボ属の多年草。全国の日当たりのいい野原、畑、道端の草地などに自生。初秋の頃、花茎を伸ばして薄い紅色の花を総状につける。別名の「参内傘(さんだいがさ)」のほか数多くの地方名がある。歳時記には掲載されていない。
