日本固有種のマンサク科の落葉小高木。春一番に咲くというので、「まず咲く」が訛ってマンサクになったともいわれている。山野に自生するほか、庭園に植えられる。春浅い頃、他の花に先駆けて、紐状の縮れた4つの花びらからなる花を咲かせる。黄色のほかに、赤、オレンジ、茶色の花を咲かせる品種もある。


日本固有種のマンサク科の落葉小高木。春一番に咲くというので、「まず咲く」が訛ってマンサクになったともいわれている。山野に自生するほか、庭園に植えられる。春浅い頃、他の花に先駆けて、紐状の縮れた4つの花びらからなる花を咲かせる。黄色のほかに、赤、オレンジ、茶色の花を咲かせる品種もある。


3、4月頃、大根、蕪、菜類が蕾をつけた茎を高く伸びたたせること。一般的には、茎が伸び始めると葉がこわ張って瑞々しさがなくなり、大根などは鬆(す)ができて味が落ちる。ただし、コマツナ、ハクサイ、チンゲンサイ、ミズナなどのアブラナ科の野菜は、茎立となってからも食べられ、蕾のうちが食べ頃という。葉牡丹など、身近な園芸植物も、菜類と同様茎立をする。

朝顔や野菜類などの双子葉植物の種が芽を出すとき、真っ先に現れる2枚の子葉(草木の発芽のとき最初に出る葉)のこと。草木の子葉には1枚のもの、2枚のもの、3枚以上のものなどがあり、双子葉植物は、そのうち2枚の子葉を有するもの。

寒さが去って、河川や湖沼の水が温かくなること。土手の草は青み、水草は芽を出し、蛙は冬眠から覚め、水底に潜んでいた鮒などの魚が動き出す。生き物たちの活動が活発になるにつれて、水は温かみを増し、どことなく濁ってくる。

キク科の多年草。日当たりのよい山野に自生し、夏には丈が1メートルにもなる。葉には菊の葉のような切れ込みがあり、裏面には白い綿毛が密生する。香りのある若葉を摘み、餅に搗き込んで草餅にする。また、丈が伸びたものは艾(もぐさ)の材料となる。「蓬摘む」も春の季語。
