天の川が秋の季語となっているように、星は空気が澄んだ秋が美しいとされるが、からりと晴れた夏の夜に屋外に出て仰ぐ星空にもまた格別の解放感がある。降ってくるような涼気の中で、蠍座・射手座・乙女座・牛飼座などの夏の星座を仰ぎ、星のことを語り合う。夏の夜の楽しみの一つだ。

天の川が秋の季語となっているように、星は空気が澄んだ秋が美しいとされるが、からりと晴れた夏の夜に屋外に出て仰ぐ星空にもまた格別の解放感がある。降ってくるような涼気の中で、蠍座・射手座・乙女座・牛飼座などの夏の星座を仰ぎ、星のことを語り合う。夏の夜の楽しみの一つだ。

脱皮した蝉のぬけ殻のこと。蝉の幼虫は3~10年ほど地中で過ごして蛹となり、その後地表に出て成虫となる。夏、地上に出てきて最後の脱皮を行い残った殻を「空蝉」、「蝉の殻」などという。殻には眼や節の一つ一つの跡が精緻に残る。
「うつせみ」はもともと「現し身」「現せ身」で生身の人間をさしたが、のちに「空せ身」(空しいこの身、魂のぬけ殻)という反対の意味に転じた。それゆえ「うつせみ」に、ぬけ殻となって空洞である「空蝉」の文字が充てられ、両者のイメージが重なった。



山椒はミカン科の落葉低木で日本の各地に自生。雌雄異株。春に黄色の小花が咲いた後、雌株についた熟さない青々とした小粒の実を「青山椒」(夏季)という。葉とともに香気が高く辛みも強いことから、焼き魚などに添えたり、佃煮や吸い口などにも用いられる。完熟した「山椒の実」は秋の季語。

クワ科イチジク属の落葉低木。関東以西に分布し、暖地の海岸付近の丘陵などに自生するほか、公園の植え込みや寺院などでも見られる。雌雄異株。初夏の頃、イチジクに似た花序(隠頭花序)をつける。雌花の花序は受粉して小果をつけ、夏から秋にかけて黒紫色に熟し、食用となる。枇杷に似ていて食べられるが、枇杷に比べ味が劣ることからこの名がある。
