無尾目アマガエル科の蛙。アオガエルに似ているが、体長約3~4センチとアオガエルよりやや小さい。肢先に円盤状の吸盤があり、葉や幹に吸い付いて樹上や草の上にすむ。雨が近づいたり降ったりすると、鳴き出す習性がある。葉の上では緑色、木の幹や地上では灰褐色に皮膚が変わる(保護色)。


半翅目セミ科に分類される昆虫の総称。樹皮の中で孵化した後、幼虫は地中で数年過ごし、その後地表に出て羽化し成虫となる。地表で生活する期間は1か月程度だが、多くの個体は寿命に達する前に鳥などに捕食される。雄の成虫は雌を呼ぶなどのため、腹腔内を共鳴させて鳴く。鳴き始める時期は種類によって異なり、6月下旬にはにいにい蝉が、梅雨明けの頃には油蝉が、晩夏の頃にはみんみん蝉が鳴き始める。雌は鳴かず、唖蝉ともよばれる。
下の写真はある朝公園で撮影した油蝉。

盛夏の頃、聳え立つ山並みのようにわき立つ入道雲のこと。夏の暑い日差しで地表が照りつけられ、暖められた地表付近の空気が上昇することにより発生する。地方により坂東太郎・丹波太郎・信濃太郎・石見太郎・安達太郎などとよばれる。真っ青な空と輝くように白い入道雲とのコントラストには圧倒的な夏の威力を見る思いがする。

雨上がりに、太陽と反対側の空に現れるアーチ状の七色の帯。夕立の後あらわれることが多いため、夏の季語とされている。太陽光が空中の水滴を通り抜けるとき、光には波長の異なる色が含まれているので、屈折率の違いにより外側から赤、橙、黄、緑、青、藍、紫に分かれる。


蔦はブドウ科の蔓性の木で、山野に自生する。蔦の中には、冬も青い常緑性の蔦(冬蔦)もあるが、俳句で「蔦若葉」、「青蔦」、「蔦」などといえば、通常は、秋に紅葉し冬には枯れる蔦(夏蔦)の類を指す。木の幹や建物の壁や塀に巻ひげの先端にある吸盤で張りつく。夏にホテルなどの壁面を覆う青々とした蔦は涼しげな眺めだ。単に「蔦」といえば、秋に紅葉した蔦のこと。
