地中海、ヨーロッパの大西洋沿岸原産のセリ科クリスマム属の多年草。英語で表記するとsea fennel。乾燥に耐えるために葉が肉厚(多肉質)になっている。海岸沿いの岩場などに自生する。夏、淡い黄色や黄緑色の小さな花が傘のような形に集まって咲く。ヨーロッパでは古くから食用やハーブとして利用されてきた。フェンネル(茴香)とシーフェンネルは同じせり科だが、異なる属の植物であり、生育環境、葉の質感、味のニュアンスが大きく異なる。なお、歳時記には掲載されていない。

地中海、ヨーロッパの大西洋沿岸原産のセリ科クリスマム属の多年草。英語で表記するとsea fennel。乾燥に耐えるために葉が肉厚(多肉質)になっている。海岸沿いの岩場などに自生する。夏、淡い黄色や黄緑色の小さな花が傘のような形に集まって咲く。ヨーロッパでは古くから食用やハーブとして利用されてきた。フェンネル(茴香)とシーフェンネルは同じせり科だが、異なる属の植物であり、生育環境、葉の質感、味のニュアンスが大きく異なる。なお、歳時記には掲載されていない。

「囀(さえずり)」は、春、ウグイスやメジロ、ホオジロなどの小鳥が繁殖期を迎えて求愛したり縄張りを主張したりして賑やかに鳴き交わす様をいう。
掲句は、八ヶ岳東麓滞在中の作品。標高1400メートルを越える地点なので、日雀や鷽、小瑠璃、赤腹など高原に棲む鳥たちが朝から賑やかに囀る。囀りの共演は、夜が明け白む頃から始まる。人間も、自ずから鳥の声で目覚めることになる。「天地(あめつち)とともに」は、自然の運行と一体になった鳥や人の営みを表現できたらと考えた。令和8年作。
南アメリカ原産のナス科タバコ属の一年草。喫煙用の葉タバコを観賞用に改良した園芸品種。別名「ニコチアナ」。日本には、桃山時代の頃観賞用として伝来した。初夏から秋にかけて星形の花を咲かせる。花色は白、ピンク、赤、紫など。

鳩の営巣期は晩春から夏にかけてで、樹上などに小枝を重ねて皿形の粗い巣をつくる。日本に生息するのはハト科のキジバトとカワラバト(ドバト)の2種類。一年を通して繁殖するが、夏から秋にかけて繁殖する個体が多い。「鳥の巣」「燕の巣」「雲雀の巣」「鴉の巣」「千鳥の巣」などとともに春の季語。
下の写真は、フランスのシュノンソー城の城壁に営巣するモリバト。

「甲子雄忌(きねおき)」は俳人福田甲子雄(ふくだきねお)の忌日で、4月25日。2005年のこの日、78歳で亡くなった。句風は、重厚な風土性と格調の高さを特徴とした。
掲句は、久しぶりの雨が身辺の畑土深くまで浸みわたる様に、土臭く骨太の甲子雄の句風を思い起こしての一句。その日の雨は、お湿り程度のものではなく、からからに乾いた関東ローム層を潤すような降り方だった。甲子雄が遺した風土詠の数々の名句は、今でも色褪せることがない。令和8年作。