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俳句の庭

  • 星々の座移りしたり去年今年 岸原邦代

    10月 24th, 2025

    「去年今年」は大晦日から元日にかけて去年と今年が入れ替わること。年がすでに改まった新年の季語である。一夜にして年が改まる時の流れの迅速さに対する感慨がこめられている言葉。

    掲句は年が改まった元日の未明に頭上の星々を仰いでの作品。星々は一見静止しているように見えながら、刻々と西の方へ「座移り」していく。「座移り」の「座」は星座の「座」であるが、より一般的に、それぞれの星が夜空に占める位置という程の意味だろう。「座移り」という措辞の簡潔なひびきは、新たな年に向けた作者の引き締まった前向きな思いを感じさせる。『俳句四季』2025年11月号。

  • 暁のタワーマンション

    10月 24th, 2025

    秋の夜がようやく明けようとする頃、近くの公園から撮影したタワーマンション。私の住む町にも、かつては寂れた商店街だったところに、いつしか高層のマンションが建つようになった。その垂直に延びる灯には、都市特有の無機質の美しさがある。

  • 梟(ふくろう)

    10月 24th, 2025

    フクロウ科の鳥。体長約50センチメートルと日本のフクロウ類の中では大型の猛禽。全国の丘陵地や山地の山林に生息し、大木の樹洞などで営巣する。夜間に活動し、野鼠などの小動物や昆虫などを捕食する。ミミズクと同じ仲間だが、頭部に耳羽をもつものがミミズク、ないものがフクロウ。北海道に生息するシマフクロウはさらに体長が大きい。

  • 南仏紀行(15)

    10月 23rd, 2025

    今回の旅行記の最後に、旅行中に出会ったフランスの子供たちについて触れておきたい。

    下の写真はアヌシーのヨーロッパ公園で見かけた小学生くらいの子供たち。遠足だろうか、それとも課外授業だろうか。様々な人種や肌の色の子供たちがごく自然に親しみ合っている様子は、フランスが多民族国家であることを改めて思い起こさせる光景だ。

    スイスに近いフランスアルプス地方のオートサヴォワ県にあるフェール・ア・シュヴァルの湖畔で憩っていた子供たち。兄妹だろうか、仲良く碧緑の湖水に棲む魚に見入っていた。

    昼食時、リヨンのフルヴィエールの丘で鳩を追い回していた少年。木陰にはこの少年をそれとなく見守る両親の目があった。暫くすると、妹と思われる女の子も加わり、二人で鳩を追い回していた。

    リヨンのベルクール広場でひとり自転車に乗って遊んでいた少年。ベンチで憩っている私たちの目の前で、行きつ戻りつして自転車の腕前を披露してくれた。

    中世の面影を残したリヨン近郊の古い町ペルージュ付近の公園に課外活動で来ていた子供たちと引率の先生。小学生くらいだろうか。カメラを意識してポーズを決めている少年もいる。どの子ものびのびと学校行事を愉しんでいた。

    フランスの子供たちの自由で伸びやかな印象は、各自が差異を認め合い、一人の人間として扱われる文化や教育制度が根底にあるように思えた。国内に戦争のない国だからこそ見られる子供たちの幸福な表情なのだろう。フランスでも、貧富の格差や地域による教育の格差や成績評価の過度な厳格さなど教育制度に問題を抱えているというが、旅行中に見かけたのは、全体として子供の幸福度が高いことが頷けるような子供たちの屈託のない笑顔だった。

  • 照明店

    10月 23rd, 2025

    地元のショッピングセンターに入っている照明店。「秋灯(しゅうとう)」という季語があるが、そのどこか寂しげな明かりも、沢山集まると、透明感のある華やぎを感じる。買い物客で賑わっている他の店の中で、その店だけがしんと静まり返っていた。

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