コンテンツへスキップ
    • HOME
      • POST
      • PROFILE

俳句の庭

  • 父情とは暗がりに立つ一冬木

    11月 24th, 2023

    冬木は、落葉樹、常緑樹のいずれにもいうが、特に葉を落とし切った落葉樹には冬木らしい趣がある。

    掲句は近くの疎水べりの枯桜の趣に晩年の父の面影を重ねてできた一句。「父情」は一般的な用語ではないが、〈冬ふかむ父情の深みゆくごとく 龍太〉が念頭にあって思い浮かんだ言葉。生前の父の心を十分汲み取れなかった自分自身を、反省を込めて振り返る思いもあった。平成29年作。

  • 梔子の実

    11月 24th, 2023

    梔子(くちなし)はアカネ科の常緑低木で庭園や街路に植えられる。梅雨の頃芳香のある白い花が咲いた後実を結ぶ。実は、六縦稜のある黄紅色の楕円形。熟しても開裂しないため「口無し」の名がついた。古くから衣や食品の染料及び薬用として用いられた。お節料理の栗きんとんの染料としても使われる。

  • 榠樝(かりん)

    11月 24th, 2023

    榠樝は中国原産のバラ科の落葉高木。秋に実る果実は黄色で球形又は長楕円形。香気が強いが生食には向かず、砂糖漬け、果実酒、咳止め薬、のど飴などになる。

  • 雲ひとつなし柚子坊と目が合ひて 陽美保子

    11月 23rd, 2023

    芋虫の中でも揚羽蝶の幼虫はユズ、カラタチなどの柑橘類の葉を食べるので柚子坊ともいう。初め黒色で、成長すると緑色になる。

    掲句は柚子坊と目が合ったという、ただそれだけのことを言いながら、秋晴れの清々しい空の下での生き物同士の交感を描いた作品。柚子坊には確かに黒い斑点のような目が二つある。柚子坊がその時人間をどのように認識したのかは問うまい。人間と柚子坊という二つの生き物が目を合わせて挨拶を交わしたのだ。『俳壇』2023年12月号。

  • 紅葉散る

    11月 23rd, 2023

    紅葉した木の葉が散ってゆくこと。初冬の頃、紅葉は街を行く人に散りかかり、地に水に吹き溜まり、また、流れ去る。雨が降ったり、強風が吹いたりするとおびただしく散る。散り敷いた紅葉はゆっくりと褪せ、景色は色彩を失って冬の様相を呈していく。紅葉が大方散って枯木になった梢には、一抹の寂しさがある。なお、単に「紅葉」といえば秋季だが、「冬紅葉」「紅葉散る」は冬季になる。

←前ページ
1 … 463 464 465 466 467 … 608
次ページ→

WordPress.com Blog.

 

コメントを読み込み中…
 

    • 登録 開始日
      • 俳句の庭
      • WordPress.com のアカウントをすでにお持ちですか ? 今すぐログイン
      • 俳句の庭
      • 登録 開始日
      • 登録
      • ログイン
      • このコンテンツを報告
      • サイトを Reader で表示
      • 購読管理
      • このバーを折りたたむ