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俳句の庭

  • 木の芽時

    3月 7th, 2024

    春の初め、様々な木の芽吹く時節のこと。榛のように2月に花芽を出すものもあるが、大方の木々の芽が動き出すのは3月以降。庭先、庭園、雑木林などでは、明るい日差しの中で木々が芽吹いている。季節の変わり目に当たり、心身の不調を感じやすい頃でもある。

  • 雪解雫(ゆきげしづく)

    3月 7th, 2024

    屋根や木など、高いところから滴り落ちる雪解け水のこと。その滴りは春の日差しを浴びてきらきら輝く。雪深い地域では雪解けのよろこびは大きい。「雪雫」ともいう。

  • 生まれたてなりみどりごも薔薇の芽も

    3月 6th, 2024

    薔薇(ばら)の芽は品種によって色も形もさまざまだが、朱色のものが一般的だ。しばらくは固さをとどめているが、陽光のもと、ゆっくりと芽が解れていく。

    掲句の「みどりご」はその年の2月に生まれた長男の長女。私にとっては2人目の孫に当たる。薔薇の芽は、いったん動き始めると生長が早く、たちまち葉を広げていく。その生命力の強さを目の当たりにして、生後間もない「みどりご」のことを思った。「みどりご」は漢字では「嬰児」だが、敢えて仮名書きにした。令和4年作。

  • 春浅し

    3月 6th, 2024

    立春を過ぎても、本格的な春の訪れはまだ先で、冬の名残の寒さが残っている頃をいう。明治以降使われ始めて定着した。日差しは強くなるが風は冷たく、時には真冬の寒さが戻ったりする。「早春」よりも主観の入った季語。

  • 沈丁花

    3月 6th, 2024

    中国原産のジンチョウゲ科の常緑低木で、室町時代に日本に渡来。花の香りが沈香(ちんこう)に似ていること、十字の花の形が丁子(クローブ)に似ていることからこの名があるという。クチナシ、キンモクセイとともに、日本の3芳香木の一つ。仲春の頃、枝先に小さな花が毬のような塊になって咲く。花に見える部分はガクで、筒状のガクが4裂し、十字型になる。

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