東アジア、北アメリカ等原産のイネ科の一年草又は越年草。穂の形が数の子に似ていることからこの名がある。かつてムギ類と一緒に伝来した史前帰化植物とされる。全国の水田や畦など湿り気の多いところに自生する。晩春の頃、沢山の小穂(しょうすい)からなる緑色の花を咲かせる。

東アジア、北アメリカ等原産のイネ科の一年草又は越年草。穂の形が数の子に似ていることからこの名がある。かつてムギ類と一緒に伝来した史前帰化植物とされる。全国の水田や畦など湿り気の多いところに自生する。晩春の頃、沢山の小穂(しょうすい)からなる緑色の花を咲かせる。

北アメリカ原産のミズキ科の落葉低木。日本原産の「山法師(やまぼうし)」の近縁種。1912年に東京市長がワシントンD.C.へ贈った桜の返礼として日本に届いたことで知られる。街路樹や庭木として植えられる。晩春の頃、枝の先に四枚の白又はピンクの苞葉(ほうよう)に包まれた花が開く。中心に密集しているのが緑黄の小花。別名「アメリカヤマボウシ」。

てのひらに鉄棒の錆夏めく日 直人
「夏めく」は、立夏(5月上旬)を過ぎ、日差しや風、草木の緑などに夏の気配が感じられること。景色だけでなく、街を行く人の服装や日々の生活などにも夏らしさを見出す。
掲句は、錆びてざらついた鉄棒を握ったとき、その感触に夏の到来を感じ取っての作品。作者は、一瞬の感受をすかさず一句に仕上げた。句の素材は日常のどこにも転がっていることを改めて認識させる作品だが、同時に、作者の感性が日常から研ぎ澄まされていないと、見逃してしまう素材でもある。『遍照』所収。
「庭漆(にわうるし)」は、中国原産のニガキ科の落葉高木。日本には明治時代に渡来し、街路樹などとして植えられたほか、道端や河川敷などで広く野生化している。別名「シンジュ(神樹)」。ウルシの名がついているが、ウルシ科のウルシとは全く別種の樹木。晩春の頃新芽を伸ばす。芽吹いてからの成長が非常に早い。歳時記には掲載されていないが、「木の芽」の傍題と考えていいだろう。

「楮(こうぞ)」はクワ科の落葉高木。本州以南の山地に自生するほか、和紙の原料にするために栽培される。雌雄同株で、4月頃に葉と同時に淡黄色の雄花と赤い球形の雌花をつける。
