貧毛類の環形動物。体は円筒形で細長く多数の体節に分かれ、帯状の環帯が前方寄りにある。種類によって大きさが異なるが、おおむね10センチ前後で暗褐色。陸生のものは地中に棲息し、腐植土を食う。魚釣りの餌に用い、また、解熱剤とする。「蚯蚓鳴く」は秋の季語。

貧毛類の環形動物。体は円筒形で細長く多数の体節に分かれ、帯状の環帯が前方寄りにある。種類によって大きさが異なるが、おおむね10センチ前後で暗褐色。陸生のものは地中に棲息し、腐植土を食う。魚釣りの餌に用い、また、解熱剤とする。「蚯蚓鳴く」は秋の季語。

浅い海の底に棲む棘皮(きょくひ)動物で、殻は長い棘におおわれている。ムラサキウニ、バフンウニ、アカウニなど種類は多く、日本近海で確認されているのは140種ほど。春から夏にかけて産卵する。卵巣・精巣が食用となる。生食するほか、塩蔵品として加工される。潜ったり、小型の舟で竿を用いたりして獲る。「海胆」とも表記する。

夏至(げし)は二十四節気の一つで陽暦6月21日頃。一年の中で、最も昼が長く夜が短い。実際には梅雨の最中であることが多く、からりとした晴天に恵まれることはあまりない。
掲句は夏至の夜、食前酒を口に含む至福の一瞬を詠んだ作品。中々沈まなかった太陽も漸く沈み、「短夜」と言いながらもほっとできる夜のひと時。食前酒はヤマモモ酒だろうか、それとも梅酒だろうか。そのとろりと熟成した濃厚な舌触りに、生きている喜びが凝縮されている。『俳句』2024年7月号。
チョウ目のうち蛾以外の昆虫の総称。卵 、幼虫、蛹、成虫という変態をおこなう。春の到来とともに現れる成虫は、鱗粉でおおわれる四枚の羽を持ち、ストロー状に細長く伸びる口吻で、花の蜜や樹液などを吸う。

俳句で単に「蟹」(夏季)というときは、山、川、磯などにいる小蟹の総称であり、見て楽しんだり捕って遊んだりする種類の蟹であって、一部を除き食用にする蟹ではない。沢蟹、川蟹、磯蟹、ざり蟹など種類は多い。秋から冬の味覚である「鱈場蟹」「ずわい蟹」などはいずれも冬の季語。
