コンテンツへスキップ
    • HOME
      • POST
      • PROFILE

俳句の庭

  • 麦飯を嚙み口中に風の記憶 奥坂まや

    7月 6th, 2024

    「麦飯」は米に大麦を混ぜて炊いたもの。戦後の食糧難の時代には、米の不足を補うために麦飯を炊いたというが、今日では、貧困から麦飯を食べることはなく、健康志向から、あるいは麦とろなど特に麦飯と相性のよい献立の中で好んで食べられるようになった。

    掲句の「麦飯」には懐旧の味わいがある。作者にとって「麦飯」は、父母や故郷など過去の大切な記憶と結びついている。それを作者は「口中に風の記憶」と鮮烈に表現した。懐旧は詩のモチーフとしては目新しいものではないが、そのモチーフを包み込む表現に独自性のある作品だ。『俳句』2024年7月号。

  • 小綬鶏(こじゅけい)

    7月 6th, 2024

    中国原産のキジ科の帰化鳥。大正時代に輸入され放鳥されたものが繁殖して野生化した。鶉をひとまわり大きくした位の鳥で、頬から頸の鮮やかな赤茶色が目を惹く。本州以南の温暖な地方の平地や低山地の人家周辺、農耕地、雑木林などに棲む。「ちょっと来い、ちょっと来い」と聞きなされる鳴き声が特徴的だ。

  • 夜顔

    7月 6th, 2024

    熱帯アメリカ原産のヒルガオ科の蔓性多年草(日本では一年草)。晩夏初秋の頃、葉腋に朝顔に似た純白の花を開き、芳香を放つ。夕方から咲き始め翌朝にしぼむ。別名「夜会草」。

  • 倒木の苔ぶ厚くて目細鳴く

    7月 5th, 2024

    「目細(めぼそ)」はウグイス科の鳥。目細虫喰(めぼそむしくい)の略称。雀より小さい草灰色の鶯に似た夏鳥で、本州、四国の標高1500メートル以上の亜高山帯で繁殖する。ジュリジュリジュリジュリという囀りが特徴的。

    掲句は晩夏の頃、八ヶ岳北麓の白駒の池の周囲をトレッキングしたときの作品。池周辺はコメツガやシラビソ、トウヒなどの針葉樹の原生林が広がり、岩や倒木がびっしりと苔生していた。根が浮き出して道と言えないような悪路に閉口した。平成30年作。

  • 小暑

    7月 5th, 2024

    二十四節気の一つで、陽暦の7月7日頃。期間としては、この日から次の節気の「大暑」前日まで。梅雨も末期となり、暑さが本格的になる頃で、ぼつぼつ蝉も鳴き始める。小暑から大暑を経て立秋までの間が暑中で、暑中見舞いを出すのはこの時期。

←前ページ
1 … 343 344 345 346 347 … 612
次ページ→

WordPress.com Blog.

 

コメントを読み込み中…
 

    • 登録 開始日
      • 俳句の庭
      • WordPress.com のアカウントをすでにお持ちですか ? 今すぐログイン
      • 俳句の庭
      • 登録 開始日
      • 登録
      • ログイン
      • このコンテンツを報告
      • サイトを Reader で表示
      • 購読管理
      • このバーを折りたたむ