コンテンツへスキップ
    • HOME
      • POST
      • PROFILE

俳句の庭

  • 荒梅雨(あらづゆ)

    6月 19th, 2026

    台風や熱帯低気圧の影響などで、激しく大量に降る雨や災害をもたらすような荒々しい梅雨模様となること。梅雨の最盛期や末期に見られる。梅雨の時期はしとしとと雨が降るイメージがあるが、「荒梅雨」はそれとは対照的な雨である。

  • 廣瀬直人の俳句(58) 

    6月 19th, 2026

    冬近む白雲の虚子樹の蛇笏 直人

    「冬近し」は、立冬を前にして冬がすぐそこまで来ていること。「冬隣」ともいう。秋が終わりに近づくと、日暮れが早くなり、木枯らしが吹き、野山においても、日常生活でも冬の訪れを感じることが多くなる。

    掲句は、冬の気配を感じる晩秋の頃、白雲や樹を眺めながら、敬愛する虚子と蛇笏の句風や人となりを思い浮かべての作品。自在な虚子の句風を「白雲」に、格調の高い蛇笏の句風を「樹」に譬えた。この比喩は、両者の生涯についても当てはまるかも知れない。甲斐の山中に定住土着の生涯を送った蛇笏に対して、虚子は、故郷の伊予を離れて生涯を過した。このような比喩は、両者の一面のみをクローズアップしてしまう憾みはあるが、両者の持ち味の違いを確かに捉えている。昭和52年作。『朝の川』所収。

  • 水音のひびく茅の輪をくぐりけり

    6月 18th, 2026

    「茅の輪(ちのわ)」は茅(かや)を束ねて大きな輪にしたもの。陰暦6月末に行われる夏越の祓(なごしのはらえ)の神事で用いられ、その輪をくぐることで無病息災や厄払いを願う。

    掲句は、6月下旬に訪れた江ノ島の江島神社での作品。辺津宮(へつみや)までの百段ほどの石段を登り切ると、境内には茅の輪が設けられてあった。石段を登るときも、茅の輪をくぐるときも、岩礁に打ち寄せる波のひびきが背を離れなかった。その時の情景は以上のとおりだが、句の中では説明を省略して「水音」とだけ表現し、あとは読者の想像に任せることにした。平成17年作。『春霙』所収。

  • 鹿子蛾(かのこが)

    6月 18th, 2026

    「蛾」はチョウ目の昆虫のうち、チョウ以外の昆虫の総称。非常に種類が多く、習性も様々。多くの「蛾」は夜行性で夜の灯火に集まるが、「鹿子蛾」は昼間に活動する。黒地に白い斑点が散りばめられた翅(はね)が鹿の子絞りに似ていることからこの名がある。「鹿子蛾」としては歳時記に掲載されていないが、総称としての「蛾」は夏の季語。

  • 小麦

    6月 18th, 2026

    「麦」は、中央、西アジア原産のイネ科の越年草。小麦、大麦、ライ麦、燕麦(えんばく)などがある。このうち小麦は、大麦とともに縄文時代晩期から弥生時代にかけて、中国大陸から朝鮮半島を経由して日本に伝来した。麦類の中で、現在日本で最も広く栽培されている。晩秋から初冬に蒔かれ、冬を越して晩春には青々とした穂が出、初夏には黄熟し刈り取られる。パン、うどん、ラーメン、パスタ、お菓子などの原料になる。

←前ページ
1 2 3 4 5 … 658
次ページ→

WordPress.com Blog.

コメントを読み込み中…

    • 登録 開始日
      • 俳句の庭
      • WordPress.com のアカウントをすでにお持ちですか ? 今すぐログイン
      • 俳句の庭
      • 登録 開始日
      • 登録
      • ログイン
      • このコンテンツを報告
      • サイトを Reader で表示
      • 購読管理
      • このバーを折りたたむ