令法(りょうぶ)は、リョウブ科リョウブ属の落葉高木。各地の山地に自生するほか、庭木や公園木として植えられる。晩夏の頃、白い小さな花を円錐状につける。春先の若芽を摘んで食用にすることから、俳句で単に「令法」といえば、新芽の頃の令法のこと(春季)。

令法(りょうぶ)は、リョウブ科リョウブ属の落葉高木。各地の山地に自生するほか、庭木や公園木として植えられる。晩夏の頃、白い小さな花を円錐状につける。春先の若芽を摘んで食用にすることから、俳句で単に「令法」といえば、新芽の頃の令法のこと(春季)。

躑躅(つつじ)は、ツツジ科ツツジ属の常緑あるいは落葉低木の総称。ヤマツツジやレンゲツツジなど多くの種類が山地などに自生するほか、観賞用の園芸品種も多い。三葉躑躅は関東から近畿にかけての太平洋岸の山地や丘陵地の明るい雑木林、尾根筋などに自生する落葉低木。他のツツジより早く、葉が出る前に紅紫色の花を咲かせる。枝の先に3枚の葉が輪生することからこの名がある。「躑躅」の傍題。

「二月」は、上旬に立春を迎えて暦の上で春になっても、依然として厳しい寒さが続く時節。厳しい寒さの中でも日照時間が延び、日差しは少しずつ春を感じさせるようになる。
掲句は、竹林に響く水音に「二月」の到来を感じ取っての作品。朝の光が差してきた竹林の一幹、一幹に、近くの川のせせらぎが、冬の間よりも力強く響いていた。目を閉じていると、その谺(こだま)に、紛れもなく「二月」という季節の明るさがこもっていた。「二月」は、振り返る月ではなく、前を向いて歩んでいく月。令和8年作。
日本を含む東アジア原産のキンポウゲ科イチリンソウ属の多年草。一本の茎に一つの花を咲かせる「一輪草(いちりんそう)」の仲間。本州中部以北の亜高山帯の針葉樹林などに自生する。4~5月に、約1cmの白い花を咲かせる。夏が来る前に地上部が枯れてしまう「スプリング・エフェメラル(春の妖精)」と呼ばれる花の一つ。なお、歳時記には掲載されていない。同じ仲間の「白山一花(はくさんいちげ)」は夏の季語。

「榛」は、日本など東アジア原産のカバノキ科の落葉低木。日当たりの良い山地に自生する。3〜4月頃、葉がつく前に黄色っぽい雄花が紐状に垂れ下がり、小さな紅色の雌花を咲かせる。ヨーロッパや西アジア原産のセイヨウハシバミ(ヘーゼルナッツ)は近縁種。同じ「榛の花」と表記しても、ハシバミと読むかハンと読むかで別の植物を指すので注意が必要。ただし、いずれの花も春の季語。
