コンテンツへスキップ
    • HOME
      • POST
      • PROFILE

俳句の庭

  • 龍太の句を拾う(17)

    1月 5th, 2025

    女人やや多き一座も蛇笏の忌 龍太

    「雲母」平成元年11月号。

    「蛇笏忌」は10月3日。昭和37年のこの日、郷里の山梨県境川村で逝去。

    タテ句の名手として知られ謹厳な蛇笏にも                                      はつはるの紋十郎にをんなの香 蛇笏                        など女人の香を詠んだ作品がある。掲句は、句会や講習会などだろうか。女人が多い一座の華やぎの中にいて、今日が蛇笏の命日だったことを思い出しているのだ。そういえば、蛇笏の作品の中にも「はつはる」などの句があり、女人の多い座の雰囲気が嫌いではなかったのだろう。既刊の句集に収録されている龍太の「蛇笏忌」の句は全部で19句あるが、多くは自然の景物と取り合わせた作品で、掲句は異色の作。

    蛇笏の一面を突いた作品だが、句集には収められていない。

  • 八つ頭

    1月 5th, 2025

    親芋と小芋が一体化した里芋の一種。子芋が分球せず、親子もろともひとつの塊になる姿がまるで頭が八つ固まっているように見えることからこの名がある。末広がりの「八」と、子孫繁栄や人の頭になるようにとの願いを込めて、縁起物として正月のおせち料理に使われる。歳時記には新年の季語としているものと、「芋」の傍題として秋季に分類しているものがあり、季語としての位置づけがやや曖昧。

  • 福達磨

    1月 5th, 2025

    新年に神棚に飾って幸福を祈る達磨。関東近辺では正月二日、三日に達磨市が立つところが多く、群馬県の少林山達磨寺の境内の達磨市は正月六日。何かの願いごとがかなったとき、達磨に眼を入れる風習がある。

  • 龍太の句を拾う(16)

    1月 4th, 2025

    風船がゆく元日の船の上 龍太

    「雲母」昭和64年1月号。

    「元日」は一年の始めの日。暦の上で新しく年の改まる正月の初日として重視される。「鶏日」ともいう。

    掲句は旅吟。青々と晴れわたった元日の船の上を風船が飛んでいく。船客である作者は、船端から仰いで見送っている。「元日」の華やぎと作者の胸の内の淡々とした旅愁の交錯がこの句の味わい。単明な句柄だが、華やぎと旅愁の入り混じった情感が捨てがたい。過去の記憶を呼び覚ましての作品と思われる。

  • 新玉(あらたま)

    1月 4th, 2025

    始まったばかりの年のこと。年の始め。新年。枕詞「あらたまの」が「年」にかかることから、「あらたま」だけで「あらたまの年」(年の始め)の意に用いる。歳時記には「新年」の傍題として出ている。

←前ページ
1 … 282 283 284 285 286 … 655
次ページ→

WordPress.com Blog.

コメントを読み込み中…

    • 登録 開始日
      • 俳句の庭
      • WordPress.com のアカウントをすでにお持ちですか ? 今すぐログイン
      • 俳句の庭
      • 登録 開始日
      • 登録
      • ログイン
      • このコンテンツを報告
      • サイトを Reader で表示
      • 購読管理
      • このバーを折りたたむ