コンテンツへスキップ
    • HOME
      • POST
      • PROFILE

俳句の庭

  • かざぐるま風の正面探り当て 鈴木沙恵子

    3月 22nd, 2026

    「風車(かざぐるま)」は、風で羽根が回る仕掛けの紙やセルロイド製の玩具。かつては春になると「風車売り」が街に出て、子供たちの玩具として親しまれた。お詣りの土産としても売られていた。

    掲句は、「かざぐるま」自身が風の正面を探り当てたという句意。露店の売り物の「かざぐるま」が、風の吹いてくる方に向いて一斉に回る様が想像される。或いは、「かざぐるま」を持っている子が、風の向きを探り当てたとの意味合いかも知れない。いずれにしても、向かい風を得て、音を立てて勢いよく回る「かざぐるま」が見えてくる。風は目に見えないので、正確な向きを探り当てなければならないのだ。『俳句四季』2026年4月号。

  • 柳

    3月 22nd, 2026

    柳は、ヤナギ科ヤナギ属の植物の総称。在来種にはタチヤナギやアカメヤナギなどが、外来種にはシダレヤナギなどがある。多くは水辺に自生し、シダレヤナギなどは水路沿い街路樹として植えられる。春、柔らかい葉が煙るように美しいので、単に「柳」といえば春の季語。春先は「芽柳」、夏は「夏柳」、秋は「柳散る」、冬は「枯柳」と、四季を通じて詠まれる。

  • 彼岸会

    3月 22nd, 2026

    春分(3月21日頃)を中日とする前後7日間を彼岸といい、この間寺院で行われる法要が「彼岸会(ひがんえ)」。われわれの住んでいる煩悩の世界(此岸)から、迷いのない悟りの世界(彼岸)へ到ることを願う法会。日本古来の先祖を供養する仏事であり、墓参りをしたり彼岸団子、ぼたもちなどを供えたりする。なお、秋の彼岸については「秋彼岸」として区別される。

  • 小楢の芽

    3月 21st, 2026

     春に小楢(こなら)が新しい芽を出すこと。小楢は水楢(別名オオナラ)とともに、日本在来のブナ科の落葉高木。水楢と比較して、葉もドングリも小さめである。関東の平野部で見られるのは主として小楢。小楢の新芽は、3月頃から展開し始める。新芽は白い産毛に覆われており、銀色や白っぽく光って見える。「木の芽」の傍題。晩春初夏には、若葉が広がると同時に黄褐色の花が咲き、雄花は尾状に垂れ下がる。

  • 蟷螂のきらきらと蝶食みこぼす 松田晴貴

    3月 21st, 2026

    蟷螂(かまきり)はカマキリ目の昆虫。6月頃卵から孵る。大きく成長した蟷螂が目につくのは秋の訪れを感じる頃なので、秋の季語になっている。

    掲句は、蟷螂が捕えた蝶を食んでいる様を、「きらきら」との擬態語により描写した作品。この語により、蟷螂に食べられつつある大振りの蝶の姿や絢爛たる翅の模様が見えてくる。秋とはいえ、まだ強い日差しが虫たちに降り注いでいるのだ。『俳句四季』2026年4月号。

←前ページ
1 … 25 26 27 28 29 … 632
次ページ→

WordPress.com Blog.

コメントを読み込み中…

    • 登録 開始日
      • 俳句の庭
      • WordPress.com のアカウントをすでにお持ちですか ? 今すぐログイン
      • 俳句の庭
      • 登録 開始日
      • 登録
      • ログイン
      • このコンテンツを報告
      • サイトを Reader で表示
      • 購読管理
      • このバーを折りたたむ