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俳句の庭

  • チューリップ赤を待つ子に黄がひらき 馬場公江

    2月 18th, 2026

    「チューリップ」はユリ科の多年草。オランダで品種改良され、江戸末期に日本に伝わった。4月頃に花壇を彩るポピュラーな花であり、赤、白、黄、紫などの色がある。

    掲句は、子供に立ち返ってチューリップを詠んだ作品。植え付けてから咲くまでの数カ月、チューリップの生長を見守っている子供たち。それぞれ好きな色があり、この子は赤いチューリップが好きだという。ところが実際に咲いたのは黄色だった。チューリップの色などは大人には些事に過ぎないが、子供にとっては重大事なのだ。その子はさぞがっかりしたことだろう。そんな童心にモチーフを求めたところが、この句の味わい。『俳壇』2026年3月号。

  • 菱餅

    2月 17th, 2026

    3月3日の雛祭りに飾られる白・緑・紅の菱形の餅。女児の健やかな成長と長寿を願う意が込められている。江戸時代には、多くは草餅を含めた緑白の組み合わせで作られた。菱形は菱の実の形を模したもので、魔除け・厄除けの意味があるとされる。 

  • 仏の座に覆われた畑

    2月 17th, 2026

    2月16日の朝に撮った一枚。一面に咲いた仏の座で畑がピンク色に染まっていた。仏の座はシソ科の植物で、葉が蓮華の円座に似た形であることからこの名がある。なお、春の七草の一つで新年の季語になっているキク科の仏の座は、コオニタビラのことで、この花とは全く別物である。

  • 廣瀬直人の一句(6)

    2月 17th, 2026

    霞む日の夫婦一男一女連れ

    「霞」は春の山野に水分を含んだ大気が立ち込め、遠くの景色がぼんやりとかすむ様をいう。のどかな春の景色となる。

    掲句は子を連れての外出の一日を詠んだものだろう。当時作者は37歳、県立高校に勤務していた。7年前に長男、3年前に長女が生まれている。一家の外出の日に目にしたであろうあれこれを一切省略して、「霞む日」に集約したところがいい。茫洋と霞む四囲の風景を背景に、壮年期にある作者の内面の揺るぎない充実感が浮かび上がる。昭和41年作。『帰路』所収。

  • 古年(ふるとし)

    2月 16th, 2026

    年が明けた新年に、前年をさしていう。年が明けてから、過ぎ去った前の年を懐かしみながら、或いは感慨を込めて呼ぶ言葉。「去年(こぞ)」ともいう。いずれも「旧年(きゅうねん)」の傍題。

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