ケシ科キケマン属の多年草。関東以西の低地から山地の草原、川岸などに自生する。3~4月に薄紫色や淡紅紫色の可憐な花を咲かせる。「次郎坊」は、伊勢地方でスミレを「太郎坊」、この草を「次郎坊」と呼んだことに由来し、「延胡索」は漢方の薬草名に由来する。なお、一般の歳時記には掲載されていない。

ケシ科キケマン属の多年草。関東以西の低地から山地の草原、川岸などに自生する。3~4月に薄紫色や淡紅紫色の可憐な花を咲かせる。「次郎坊」は、伊勢地方でスミレを「太郎坊」、この草を「次郎坊」と呼んだことに由来し、「延胡索」は漢方の薬草名に由来する。なお、一般の歳時記には掲載されていない。

二十四節気の一つ。陰暦3月の節で、陽暦では4月5日頃。期間でいえば、この日から穀雨(4月20日頃)まで。万物が清らかで生き生きとしている様を表す「清浄明潔(しょうじょうめいけつ)」を略したものという。1年の中でも特に清々しく生命力にあふれた時期である。

「早梅(そうばい)」は春に先駆けて咲く梅のこと。本格的な春が到来する前に、寒気の中でいち早く咲くその凛とした姿には、目を惹きつけられる。
掲句は、東村山の北山公園の早梅を見に行った時の作品。咲き始めた早梅の眩さに、幼な子の疎らに生えた乳歯のひと粒ずつの光を思い浮かべた。時々家に遊びに来る2人の孫のことや、中村草田男の〈万緑の中や吾子の歯生え初むる〉の句が、私の潜在意識にあったように思う。いずれにしても、春に先駆けて咲く早梅の清潔な美しさは無類である。令和8年作。
桜が散った後に地面や水面に溜まった花びらのこと。美しい散り際を愛でる趣があり、散り果てた後の儚さも感じられる。「落花」の傍題。「花の塵(ちり)」「花埃(はなぼこり)」などともいう。

北米原産のユリ科の多年草。「パゴダ」などの名で園芸品種が流通しているほか、逸出して野生化しているものもある(写真)。日本在来種の紫色のカタクリより大型で強健。4月初めの頃、2~3輪の黄色い花を下向きに咲かせる。「片栗の花」の傍題として扱うことができるだろう。
