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俳句の庭

  • 煤掃のあと日向澄み日陰澄み

    4月 4th, 2026

    「煤掃(すすはき)」は、正月を迎えるために家中の煤や埃を払う年末の行事。単に掃除するだけでなく、年神様を迎える神聖な意味合いがある。12月13日(正月事始め)に行われることが多い。「煤払(すすはらい)」ともいう。

    掲句は、年末の大掃除の後のすっきりと澄んだ身辺を詠んだもの。庭先から家の南側の窓ガラスを拭いた後、窓に差し込む日差しが澄みを加えたように感じられた。「日向」「日陰」と畳み掛けて、家の内外の清々しさを表した。『郭公』井上主宰には、「煤掃のあとのしんとした静けさが伝わってくる。」と鑑賞していただいた。令和7年作。

  • 飛花(ひか)

    4月 4th, 2026

    桜などの花びらが風に吹かれて舞い散ること、又はその花びら自体を指す。散りゆく桜の美しさや、花時が過ぎ去ろうとする惜別の思いを表す。「落花(らっか)」と同様の意味だが、「飛花」は風に舞う花びらに、「落花」は散って落ちていく花びらに重きを置いた言葉。両者を合わせて「飛花落花」ともいい、とめどなく散ってゆく桜の美しさ、儚さを表現する。

  • 桜まじ

    4月 4th, 2026

    桜が咲く頃に南から吹く温かい風のこと。西日本や瀬戸内海地方で使われるローカルな風の呼び名「まじ(南風)」に由来する。この風が吹くと、桜の開花が一気に進んだり、満開の桜を散らしたりする。低気圧が日本の西から北東へ進む際に、その前面で発生しやすく、曇りや雨を伴うことが多い。

  • 寒雀母を起こしにきたるらし 山西雅子

    4月 3rd, 2026

    「寒雀」は寒中の雀のこと。厳しい寒さの中で、餌を求めて群れで人家近くに現れる。雀は一年中見られるが、冬になると羽の間に空気を入れて体を膨らませ、丸々とした姿になるので、「ふくら雀」とも呼ばれる。

    掲句は、人家近くで賑やかに鳴いている寒雀が、老母を起こしに来たらしいと詠む。高齢になって衰弱し、一日中うつらうつらと眠っている母。窓のすぐ外の木に群がる雀らは寒の日差しを受けて賑やかに鳴き、その声は、老母の枕元まで届いている。母を見守りながら、雀の声に母も目を覚ませばいいとふと思う。寒雀も老母も、作者にとって掌中の珠のような存在なのだ。『俳句』2026年4月号。

  • 入学

    4月 3rd, 2026

    4月上旬から中旬にかけて、幼稚園・保育園では入園式、また、小学校、中学校、高校、大学などでは入学式が行われる。入園や入学は子供たちにとって一つの節目であり、特に小学校の入学式は忘れ難いもの。新入生は期待と不安を胸に、新しい生活を始める。

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