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俳句の庭

  • 風光る

    4月 5th, 2025

    うららかに晴れた春の日に吹くそよ風を感覚的にとらえた言葉。春になって日差しが強くなると、吹く風もまばゆく感じられる。風にゆらぐ風景も、まばゆいような明るさを纏う。春の到来のよろこびや希望が、吹く風に託されている。明治以降作例の多い季語の一つ。

  • 風と風揉み合ふところ燕湧く

    4月 4th, 2025

    燕が南方から渡ってくるのは春半ば。初めは空高く飛翔しているが、しばらくすると人家の軒などに巣を作り雛を育てる。今年(令和7年)は、4月2日に近くのビルの屋上テラスで分厚い雲の下を翔けているのを見かけた。

    掲句は高空に初燕を見かけての作品。燕を見かけるときは、既に渡ってきて数日を経、日本の空にも慣れてきている様子だ。風が目に見える訳ではないが、上空には、風と風がぶつかり合い、揉み合う感じがどことなくあった。南方から海を越えてやってきた燕に、本格的な春の到来を思った。平成26年作。

  • 灯台螺(とうだいつぶ)

    4月 4th, 2025

    道東太平洋沿岸に生息する巻貝。螺(つぶ)は巻貝の古名で、エゾバイ科のエゾボラ属及びエゾバイ属に属する巻貝の総称。真つぶ(白つぶ)、青つぶなどさまざまな種類の螺が水揚げされる中で、背高のっぽで褐色の巻き貝が灯台螺。もともとは北海道での呼び名だが、東京の築地などでもこの名で売られている。生食のほか、焼き物、塩茹で、醤油煮などにする。なお、歳時記には掲載されていない。

  • 都草(みやこぐさ)

    4月 4th, 2025

    マメ科多年草。もともと京都に多く見られたためこの名がついたが、今は日本各地の野原、路傍、土手などに自生する。茎は根元から分かれて生える。初夏の頃、蝶形の黄色い花をつける。

  • 鰊曇や岸壁に線路尽き

    4月 3rd, 2025

    「鰊曇(にしんぐもり)」は、春、鰊漁が行われる頃の日本海側の北国の空模様。南風が吹き雲が低く垂れ込める。かつて鰊漁が盛んな頃はこの空模様を目安に出漁したという。

    掲句は、以前出張で青森市内に泊まったときの作品。青森港近くのビジネスホテルに二、三泊して、ホテルの近くを毎朝散歩した。奥羽本線や津軽線の線路が埠頭の先の方で尽きていた。西には残雪の八甲田山が遠く望まれた。折から「鰊曇」といわれているような、雲の多いすっきりしない空合いだった。                 野晒しの客車一輌行々子                    もその時の作品。 平成19年作。『春霙』所収。

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