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俳句の庭

  • 盛夏(せいか)

    8月 6th, 2025

    夏の真盛り。梅雨の明ける7月上旬から8月上旬にかけての一年のうちで最も暑い季節。「真夏」ともいう。炎帝(夏を司る神)が支配する時節である。

  • 筒鳥の遠音か山の心音か

    8月 5th, 2025

    「筒鳥(つつどり)」はカッコウ科の鳥類で、日本には夏鳥として渡来する。低い声でポポ、ポポと繰り返し鳴くが、声はくぐもって聞き取りにくく、深山の趣がある。郭公などと同様、托卵の習性がある。

    掲句は近くの雑木林で聞きとめた「筒鳥」を詠んだもの。初めに声を聞いたときは、半信半疑だった。「筒鳥」といえば、それまで深山幽谷でなければ声を聞くことができないイメージを持っていたからだ。耳を澄ましていると、その微かな声が山の心音のように思われてきた。令和7年作。

  • 入才蘭(にゅーさいらん)

    8月 5th, 2025

    ニュージーランド原産のキジカクシ科の常緑多年草。別名「マオラン」「ニュージーランドアサ」。夏に、葉の間から長い花茎を伸ばし、暗赤色又は黄色の花穂をつける。葉から繊維を採り、織物やマット、漁網をつくるほか、根を焼いてすりつぶしてシップ剤にしたり、花から蜜を採るなど、ニュージーランドでは非常に有用な植物。日本では観賞用に植えられる。

  • 鴨の子

    8月 5th, 2025

    カモ類の多くは春に北方へ帰るが、軽鴨と鴛鴦(おしどり)は北へ帰らずに夏に子を育てる。また、高地の湖沼では、夏も北へ帰らずに繁殖期を迎える真鴨もいる。繁殖期は晩春から夏。

    下の写真はフランスのアヌシー湖で見かけた「鴨の子」。

  • ゆるやかに過す晩節秋澄めり 山田貴世

    8月 4th, 2025

    「秋澄む」は秋の澄んだ大気をいう。移動性高気圧が大陸上空の乾燥した冷たい空気を送り込むため、空気が遠くまで澄みわたる。目に映るものだけでなく、耳に入るものの音も澄んで聞こえる。

    掲句は目に映じるもの、耳に入るものの音なべて澄んでくる秋のただ中にあって、ゆるやかに過す自らの「晩節」の日々を振り返っている作品。「晩節」は「晩年」と同様の意味だが、「晩節」という言葉には、自ら信じる生き方を貫いてきた矜持が感じられ、そのことがこの句を引き締めている。『俳壇』2025年8月号。

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